更新日:2017.08.16
キモかわいいリトープス属『紫勲』
ハマミズナ科のリトープス属『紫勲(しくん)』。元々は南アフリカの砂漠にある植物で、石ころのように風景に溶け込んでいます。
平らで頂面に独特な模様があり、真ん中が割れている不思議な形をした多肉植物。思わず二度見してしまうような珍しい形をしていますね。
こんな見た目でも「生きた宝石」と呼ばれ多くの人から愛されています。リトープスの中でも『紫勲』は昔からあり、特に多い種類です。
今回は、リトープスの中から『紫勲』をご紹介します。
平らだけどよく見るとぷっくり
茎の断面のような独特な見た目には、ずっと見ていると癖になりますね。意外にもこの見た目にトリコになる方も多いのです。
脱皮をする植物なのでその過程も楽しめますよ。
真ん中の割れ目からメリメリ割れ始め、脱皮をします。カラーバリエーションも多く、緑・赤・茶などインテリアに合わせて選ぶこともできます。
水やりは年間を通して少なめ
砂漠などの乾燥地帯の植物なので、水を溜め込みやすい作りになっていて、水やりは少なめでOK。月1~2回ほど。
春から脱皮が始まりますので、秋まで水やりはお休みします。冬も月に1回ほどで大丈夫です。
水をあげすぎると根腐れを起こすので注意してください。
秋にはタンポポのような花を咲かせます
真ん中の割れているところから、タンポポや菊のような黄色い花を咲かせます。ユニークな見た目とは一変して可愛らしい花を咲かせるので、また愛着が湧きますね。
GreenSnapでは、沢山の花のさいたリトープスを見つけることができますよ。
この記事で紹介された植物について
紫勲(しくん)
学名:Lithops lesliei 科・属名:ハマミズナ科・リトープス属 原産地:南アフリカ・ナミビア