Labyrinth バラの迷宮 pickup18『クリスティアーナ Christiana』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | ドイツ コルデス |
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花色 | ピュアホワイト中心ライラックピンク |
花径 | 花径8cm |
花形 | ディープカップ咲き |
香質 | 強香 |
樹形 | 細めの枝がシュラブ状に1.8~2.0m伸張 |
品の良い花が丸く青みの強い濃い緑の葉に映え、細くトゲが少ない枝先からうつむくように咲く。
香りは強く、ドイツの調香師により「レモン、シャンパン、エルダー、ラズベリーのトップノートから、夏の雨の後のフレッシュなりんごのミドル、軽やかで甘美なクラシックローズの香りのベースへ」とされる。四季咲き。
ドイツでも人気の「パフューマコレクション」の一つ。耐病性が高くうどんこ病・黒星病に強い。
2014年仏サヴェルヌ国際コンクール芳香賞、2014年ADRほか受賞。
シュートの発生は良いが蕾をつけ続けてなかなか枝が伸びないので、つるバラとする場合は、苗のうちに蕾を指先で摘み(ソフトピンチ)続け、枝の伸張を促す。2015年日本発表。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。