更新日:2017.12.22
独特なカラーと見た目「四馬路(スマロ)」
ベンケイソウ科・シノクラッスラ属『四馬路(スマロ)』は、密集した葉肉がトゲトゲして針山のような見た目をしている多肉植物です。見た目ほどチクチクしておらず、柔らかいです。濃いめのグリーンが多肉植物の中では珍しく、濃い色のものは黒っぽく染まっています。
存在感のあるカラーなので目立ちます。『四馬路』とはもともと中国の上海の通りの名前からとったそうです。
密集しているので蒸れに注意
葉肉同士がかなり密集しているため、蒸れに気をつけながら風通しのいいところで育てましょう。水やりは控えめにしてあげましょう。徒長しやすいので日照不足にならないように、夏場以外は直射日光を浴びさせてあげます。
冬の寒さには割と強いので、霜がおりない限りは日光に当ててあげましょう。
葉数が多い分たくさん増やせる
葉挿しで簡単に増やせます。徒長して伸びすぎてしまった株や、ポロっと取れてしまったものでもそのまま葉挿し用にできるので安心です。葉数も多いので少し減ってもすぐ戻ります。葉挿しは土の上に寝かせてあげるだけでOK。
葉肉のカラーとは真逆な真っ赤な花
『四馬路』の濃ゆい見た目とは真逆の、ボリュームのある真っ赤な花を咲かせます。本体よりもすごく大きく伸びるので、折れないように注意してください。花が咲くとその株が枯れてしまう可能性が高いので、なるべく葉挿しで予備の株を準備しておきましょう。
この記事で紹介された植物について
四馬路
学名:Sinocrassula yunnanensis 科・属名 ベンケイソウ科・シノクラッスラ属 原産地:アフリカ