成長すると毛が生えてくる『神想曲』
ベンケイソウ科・アドロミスクス属の『神想曲(しんそうきょく)』は、葉肉の先端が平らになっており、ヘラのような形をした多肉植物です。同じアドロミスクス属の天錦章と似ています。
葉の表面は白っぽい産毛が生えています。小さいうちは根元からわさっと生えていますが、成長していくと毛の生えた茎が見えてきます。鮮やかなグリーンの葉っぱとは裏腹に、茎が茶色で毛がフサフサと生えてくるのでインパクトがあります。
今回は、アドロミスクス属の中から『神想曲』をご紹介します。
すくすく育てたいなら日光浴!
『神想曲』は秋〜春にかけてが成長期で、他の多肉植物と比べると成長のスピードは遅めです。直射日光を好むのでしっかり日を浴びさせましょう。
夏の直射日光は避けつつ、日当たりのいい窓際やベランダで育てましょう。
涼しい環境が好き
小さいうちは根元がぎゅっと詰まっているので湿気には気をつけて風通しの良い所に置きましょう。春秋はしっかり水を与え、夏は涼しいところに置き月に1〜2回程度水やりを。
冬は土が乾いたら少し湿らす程度がいいでしょう。
扱いには注意を
『神想曲』はしっかりとした葉肉を持ちますが、意外にもポロポロと取れやすいので植え替え時は注意が必要です。取れたとしても葉挿しにして増やしてあげましょう。
春になるととても長い花茎を伸ばし白い小さな花を咲かせます。
GreenSnapで沢山の神想曲の写真を見ることが出来ます。
これは極めて逸品の神想曲ですね!
この記事で紹介された植物について
神想曲
学名:Adromischus poelnitzianus 科・属名 ベンケイソウ科・アドロミスクス属 原産地:南アフリカ