Labyrinth バラの迷宮 pickup33『イン ア センチメンタル ムード In a Sentimental Mood』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 河合伸志 |
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花色 | グリーンを感じるシルバー・ブルー。秋花はほぼグレーに近い色に |
花径 | 花径7~8cm |
花形 | ゆるやかな波状弁咲き・房咲き |
香質 | すばらしいブルー系の香り。「ブルー:咲き始めはヒヤシンス様のグリーン感とグリーンアップル様のフルーツ感で始まり、次第に蜜様の甘さが増してくるコクと優しさのあるブルーローズの香り」(国営越後丘陵公園第8回「国際香りのばら新品種コンクール」でFL銀賞・新潟県知事賞受賞時の評) |
樹形 | 直立性、中高 |
花と香りの印象がよくマッチする、個性的なブルーローズ。緑色も感じる藤色の浅く波打つ軽やかな中輪花。
漂うすばらしいブルー系の香りはさわやか。すらりと上に伸びる細めのステムに数輪の房で花を咲かせる。花つきが良い。完全な四季咲き性。
直立する株の姿はよくまとまる。従来からの藤色系品種と同様に、薬剤による防除は必要。
花名は往年のジャズの名曲に由来。2017年発表。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。