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別名パウダーパフとも呼ばれる『霜の朝(あした)』

別名パウダーパフとも呼ばれる『霜の朝(あした)』

ベンケイソウ科 パキベリア属の『霜の朝』は、別名パウダーパフと言い、うっすら紫帯びていたり、青白い葉色に白っぽい粉をまとっている葉肉が特徴です。育つと黄色とオレンジの中間ぐらいの色をした小さな花を咲かせます。葉の厚みは他の多肉植物に比べると比較的薄めで尖った葉先をしています。横に広がって育っていきます。

今回は、ベンケイソウ科 パキベリア属の中から『霜の朝(あした)』をご紹介します。

※この記事はGreenSnapからの寄稿になります。

春や秋が成長期で育てやすいです

極端な暑さや、寒さには弱いので春秋の温暖な季節の方が育てやすいです。その時期になると葉先の色がピンクに変化します。
直射日光に当たり、なおかつ風通しの良い場所を好みますが、夏場の強光は葉にダメージを与える可能性もあるので注意が必要です。
パウダーパフという別名があるようにその風貌が可愛らしいため、思わず葉に触れたくなりますが、表皮がはがれてしまうので注意しましょう。
水やりは半月~1ヵ月に一度程度にとどめ、直接葉に水をやるのではなく、土の表面が湿るぐらいにします。

葉挿しが成功率が高い

霜の朝(あした)

春夏にいきなり日光を浴びると、葉が傷んで葉焼けを起こしやすくなります。1年を通して十分に日光を浴びると、霜の朝特有の白い粉を帯びた美しさや葉もしっかりと大きくキレイに育ちます。ポキっと葉が折れてしまったり、取れてしまった場合には葉挿しで再生にチャレンジすることもオススメです。ただ、元気なように見える葉でも、葉の根元からキレイに折れた、または取れてしまったものでないと葉挿しの成功率が低くなってしまうので注意しましょう。

ポロポロと黒く葉が落ちてしまわないように

霜の朝(あした)

春や秋の温暖な育てやすい季節には、上手くいくと花を咲かせますが、水やりのし過ぎによる蒸れや、風通しの悪い環境に置いてしまったり、黒点病などの病気にかかると、葉が黒く変色してボロボロと、少しの衝撃で葉が落ちてしまいます。過湿になるとカビ類が発生するような根腐れを起こしてしまうこともあるので、夏場の水やりは、土の表面が湿る程度にし、月に1〜2度がいいでしょう。また夏場は、翌日の気候も気にしながら水やりの加減を調節し、土が乾きにやすく1週間以上湿っていないようにしましょう。

この記事で紹介された植物について

霜の朝(あした)

学名:Pachyveria Exotica 科・属名 ベンケイソウ科 パキベリア属 原産地:アメリカ交配種

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