Labyrinth バラの迷宮 pickup53『サント ノーレ Saint Honiré』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | フランス デルバール |
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花色 | しっとりとしたライラックピンク |
花形 | 6~8㎝のカップ咲き、四季咲き |
香質 | 強いアニス様の香り |
樹形 | 高さ0.7×幅0.6mの木立状シュラブ |
赤味ある丸い蕾から濃いめの紫ピンクとなり、次第にしっとりとしたライラックピンクに開花。
咲き進んで波打つ花弁が繊細に重なる、少し小さめの丸いカップ咲きになる。花の中央に黄色い花芯を覗かせることも。房咲き。
四季咲きで、初冬までとてもよく繰り返して花を咲かせ、シーズンによる変化が少ない。強いアニス様の香り。
鋸歯が目立つ葉は小さく濃緑色で、花をスタイリッシュに引き立てる。
樹は高さ0.7×幅0.6mの木立状。細い茎はゆらめいて上へ伸び、そのまま伸ばすと、ふわっとした横張りの低いシュラブ状に。
花名はシュークリーム+パイ生地、カスタードクリーム・ホイップクリームなどでつくられる、フランスのスイーツから。2016年発表。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。