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お部屋が一気に南国テイストに。丈夫で育てやすいセロームの栽培方法

お部屋が一気に南国テイストに。丈夫で育てやすいセロームの栽培方法

丈夫で育てやすい観葉植物、セローム。南国風の大きな葉が特徴的で、インテリアグリーンとして人気です。今回は、そんなセロームの育て方のポイントや育て方の注意点をご紹介します。

セロームの特長

セローム

セロームは、熱帯アメリカを原産とするサトイモ科の常緑多年草です。たくさんの品種があり、その数は500種類以上に及ぶといわれています。日本ではヒトカズラという名前でも知られ、お部屋に飾るインテリアグリーンとして流通しています。
セロームは、生長すると茎が木質化してどんどん太くなり、育て方しだいでは大きく育てることも可能です。また、セロームは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる棒状の花を咲かせます。
この花は1年のうちでわずか1日だけしか咲かず、咲かせるためには栽培環境や育て方にコツが必要なため、とても貴重だといえます。

セロームの育て方のポイント・育て方の注意点

セローム

用土について

セロームは水はけのよい土壌を好みますので、排水性が高いハイポネックス培養土 鉢・プランター用が適しています。あらかじめ緩効性肥料マグァンプKが配合されていますので、元肥を施す必要はありません。

栽培場所

セロームは耐陰性が高い植物ですが、本来は日光を好みます。日の光を十分に与えて育てたほうが株が丈夫に育ちますので、窓辺など明るい場所で育てることをおすすめします。ただし、直射日光が当たると葉が焼けて傷みやすくなるので、直射日光が当たる場合はレースのカーテンなどで遮光してください。

また、冬場の窓辺は冷え込むことがありますので、寒冷地では室内の中央に移動させたほうがいいでしょう。

このほか、冷房や暖房の風が直接当たらないように注意してください。冷房や暖房の風が直接当たると、乾燥して枯れやすくなることがあります。

水やりについて

春から秋にかけての生育期には、用土の表面が乾いたら水を与えましょう。鉢皿から流れ出るくらいたっぷり与えるのがポイントです。また、鉢皿に溜まった水を放置しておくと根腐れの原因となることがあるので、すぐに捨てるようにしましょう。

休眠期に当たる冬場は、水やりの頻度を控えます。用土が乾いているのを確認してから与えてください。

また、水やりのほかに、1日に1回を目安に(霧吹きなどで葉に水を吹きかけること)を与えましょう。葉水をすることで葉の乾燥予防になるだけでなく、害虫がつくのを防ぐ効果もあります。

葉の掃除について

セロームの葉はとても大きいため、手入れをしないとホコリがたまってしまいます。ホコリをそのままにしておくと乾燥を招き、ハダニなどの害虫被害に遭いやすくなります。1日に1回葉水をかけるともに、濡れたティッシュなどを使って葉の表面のホコリをこまめにとるようにしましょう。

肥料について

生育期の春から秋にかけては、2週間に1回を目安に液体肥料ハイポネックスストレート液肥観葉植物用を与えます。ただし、あまり大きくさせたくない場合は、肥料は控えめに。また、休眠期の冬場には肥料は必要ありません

植え替えについて

セロームは生育が旺盛な植物ですので、2年に1回程度植え替えを行いましょう。植え替えの適期は5月から7月ですが、真冬を避ければ比較的いつでも可能です。

植え替えの際には、元肥として約2年間肥料効果が持続するマグァンプK大粒を土に混ぜ込みましょう。

この記事で紹介された植物について

セローム

特長

深く切れ込んだ彫刻的な葉が個性的。スタイリッシュな空間づくりにぴったりです。葉茎をおおらかに伸ばして大きな葉を広げるので、置く場所はある程度の広さが必要です。

置き場所

春~秋は屋外の明るい日陰、冬は日あたりの良い屋内

水やり

非常に水を好むので、春~秋は土の表面が乾いたら、たっぷりと水やり、霧吹きで葉水をします。冬はやや控えめにします。

この記事に関連する商品について

ハイポネックス培養土 鉢・プランター用

ストレート液肥 観葉植物用

マグァンプK大粒

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