ローズライフアドバイザー有島薫の~Fragrance Garden~ 満開になったら肥料やり
今回、バラを鉢植えでコンパクトに仕立てる剪定・資材の利用のテクニックを全国各地で講習会をされている
ローズライフアドバイザーの有島薫先生に、バラの管理方法-肥料の与え方-についてお話を伺いました。
従来花が咲き終わったら、お礼肥をやると言われて来ましたが、今のガーデンローズは房咲きになるのが多いです。
房咲きは順番に咲いて行き、他の枝の房咲きが咲いて来たりして、長く咲き続けるので中々花が終りません。
沢山の花を咲かせるので、木に負担がかかります。
そこで、今のガーデンローズは満開になったら、良く咲いてくれて有難うといって肥料をやって下さい。
満開の時に肥料をやり木の負担をやわらげると、花後の剪定の後の芽出しにもいい影響を与えます。
バラは木村卓功氏作出のトロイメライです。
私が使っている置き肥は、ハイポネックスジャパンの「バラのまくだけ肥料」です。
なぜこれを使っているのかと言うと、リン酸分が23%と多く、花を沢山咲かせるのに有効だからです。
また微量要素やアミノ酸を含む魚粉などの有機分を配合した配合肥料だからです。
1.6kgの大袋なので、沢山の鉢植えがあるので助かります。
まく量(施肥量)は8~10号鉢で約30㌘、カレースプーン一杯くらいです。
鉢の大きさによって量をコントロールしやすいのも使いやすいです。
鉢の表面に撒くようにします
撒いたら、軽く土と混ぜるようにして馴染ませます。
撒いた後で、ハイポネックスバラ用液肥を規定量入れた水をまき、「まくだけ肥料」を土になじませます。
液肥はその後一週間に一度くらいの割合でやって下さい。
四季咲き性のバラは開花させるため、たくさんのエネルギーが必要です。
しっかり肥料を与える、肥料を切らさないことで株全体が、しっかり生育し、たくさんの花を咲かせてくれます。
02:ローズライフアドバイザー有島薫の~Fragrance Garden~ 第バラの管理方法
ローズライフアドバイザーの有島薫先生に、ハイポネックス製品を使って、肥料の話、病害虫に対する薬品の話を、丁寧に説明していただきました。
有島先生の管理方法を動画で確認
🌹ローズライフアドバイザー有島薫の~Fragrance Garden~
https://www.youtube.com/playlist?list=PLxSecB2S2YsL9iuGlKoDr5oQFgDpMhqHF
有島 薫(アリシマ カオル)
ローズライフアドバイザー
グリーンアドバイザー園芸ソムリエ
バラを鉢植えでコンパクトに仕立てる剪定・資材の利用のテクニックを全国各地で講習会、後援会をされています。
また都内のマンションでバラと草花の鉢植えの庭を自らデザインされ、
新しいバラの栽培、研究をしながら四季の草花を、暮らしに取り入れる提案をされています。園芸誌への執筆活動をはじめTV出演も多数。
これまでの主な執筆
小学館 バラのコンテナガーデン 監修
NHK出版 バラ大百科 品種解説
NHK出版 イングリッシュローズのすべて 監修
その他、バラ、クリスマスローズの出版物、雑誌掲載多数