Labyrinth バラの迷宮 pickup58『プラム パーフェクト』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
| 作出 | ドイツ コルデス |
|---|---|
| 花色 | 赤紫色 |
| 花形 | 7cmの中輪・房咲き カップ～ロゼット咲き／四季咲き |
| 香質 | 淡香 |
| 樹形 | 1.2～1.5ｍの半直立性 |
見た目に印象的なしっとりとした赤紫色。赤い蕾から、ほど良い大きさのカップ咲きの花に開花。
フロリバンダタイプだが、花弁数は50～60枚と多め。房咲きになって株をしっとりと彩る。
四季咲きで、花弁は気温の高い時期でも茶色に焼けることはない。
香りは淡いが、安定して繰り返して咲く独特の花色で十分楽しめる。
枝は細め、樹は育てやすい木立性・半直立性で、葉はよく茂る。
樹勢が強く生育旺盛で、耐病性が高い。
2009年作出、2011年豪アデレードコンクールで銀賞・ベストFL賞を受賞。アメリカ・オーストラリアなどでも販売されており、オーストラリア名は‘Thank You Rose’。2018年日本発表の人気品種。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『Ｎｅｗ Ｒｏｓｅｓ』編集長。
『Ｎｅｗ Ｒｏｓｅｓ』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやＰＲプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。