Labyrinth バラの迷宮 pickup63『恋きらら』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 京成バラ園芸 |
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花色 | レモン色から淡黄色に |
花形 | 7cmの中輪/カップ咲き/四季咲き |
香質 | ヒヤシンス様のグリーン・フローラルノートにスパイシーなアクセント |
樹形 | 高さ0.7~1.0mの半直立性 |
色も香りもさわやか。透明感のあるレモン色の宝珠形の花弁がふんわりと重なり、ほど良い大きさのカップ型に。
房咲きになって、咲き進んで淡黄色になった花と咲き混じり、はらはらと散る。浅緑の小さめの葉が花を引き立てる。
香りもさわやかで、ヒヤシンス様のグリーン・フローラルノートの香りにスパイシーなアクセントが加わる。
花付きが良く、四季を通じて繰り返してよく咲く。晩秋の花は弁端に紅をさすことも。枝は細めでトゲが少なく、よく茂る。
樹は半直立性で高さ0.7~1.0mとコンパクトで、鉢植えにも向く。FLタイプ。2016年度JRC銀賞受賞。2018年発表。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。