Labyrinth バラの迷宮 pickup104『マリーヌ』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 河本バラ園 ローズ ドゥ メルスリー |
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花色 | 白とクリームと淡いピンク |
花型 | 中輪/ロゼット咲き/四季咲き |
香質 | ティーとフルーツの香り |
樹形 | 高さ0.7~0.8mのコンパクトシュラブ |
白く小さな花びらにほんのりとピンクをさし、中央はクリーム色の中輪・ロゼット咲き。四季咲きで、花色は季節によって微妙に変わる。
やわらかなティーとフルーツの香り。葉は小さく枝は軟らかくしなやかで、樹は高さ0.7~0.8mのまとまりの良いコンパクトシュラブ。耐病性も高い。
花名は繊細な糸で編まれたボビンレースの一種「マリーヌレース」のような花容から。
身近に花を楽しむことを提案するローズ ドゥ メルスリーで、2018年秋発表。
花に強烈な個性はないが、安定した開花と生育で、発表後2年以上経ってバラを熱心に栽培し観察・評価するプロたちの評価が高まっている品種。
その理由には、安定した開花に加えて花保ちの良さや樹のまとまりの良さ、樹勢もあげられている。「庭で使いやすいバラ」との評価も。
著者紹介
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玉置一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。