春の寄せ植えにおすすめ|ガーデニングに向いている草花13選
暖かな陽気が気持ち良い春は、1年の中でも最も多くの花が咲く季節です。入学式など人生の節目のイベントも多く、桜も咲き誇り、街も彩り鮮やかになります。 玄関やお庭、ベランダでも気温の穏やかな春は、寄せ植えやガーデニングを楽しむことが出来ます。是非、季節のお花で寄せ植えを楽しんでみませんか。 暖かい日差しを浴びながらガーデニングを楽しむことができますよ。 この記事では、春の寄せ植えにぴったりな草花のご紹介を中心に、管理方法や注意すべきポイントなどをご紹介します。
- 目次
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- 春の寄せ植えに最適な植物とは?
- 耐寒性と耐暑性に優れている植物
- 病害虫に強い植物
- 開花期間が長い植物
- 春の寄せ植えの注意点は?
- 育て方、生育環境が似ている植物を組み合わせよう
- 水やりは毎日が基本
- こまめに花がら摘みを行いましょう
- 春の寄せ植えのポイントは?
- 高低差を付けよう
- 肥料を入れよう
- メインのお花を決めよう
- 色味を揃えたり、カラーのテーマを設けよう
- ウォータースペースを作ろう
- 1.マーガレット
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 2.ベゴニア・センパフローレンス
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 3.アネモネ
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 4.チューリップ
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 5.ペチュニア
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 6.ラナンキュラス
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 7.ニチニチソウ
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 8.デイジー(雛菊)
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 9.ルピナス
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 10.ストック
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 11.ゼラニウム
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 12.スイートアリッサム
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 13.パンジー、ビオラ
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 動画で学ぼう!HYPONeXSmile
- 🌼富田英明さんの簡単‼︎寄せ植え講座
- 春は寄せ植えを楽しもう!
春の寄せ植えに最適な植物とは?
春は陽気が良いとはいえ、3月は5℃くらいと、まだコートが必要なくらい寒い日がある一方、5月には25℃くらいと、Tシャツ一枚でも暑いくらいになる日もあり、寒暖差が激しい時期でもあります。そのような気候のなかで、まずは、寄せ植えにはどのような植物が最適かをご紹介します。
耐寒性と耐暑性に優れている植物
春の寄せ植えに選ぶ植物は、耐寒性と耐暑性に優れている植物を選ぶと、元気に育ちます。また、管理もぐっと楽になります。
病害虫に強い植物
春は気温が上がってくるため、病害虫の被害にあう確率も高まってきます。特にアブラムシは繁殖力が高いため注意が必要です。病害虫に強い春の植物として、ゼラニウムなどがあげられます。
開花期間が長い植物
春の先には、梅雨、夏と、植物にとっては過酷な季節が待ち受けています。せっかくならできるだけ長く晩秋まで楽しむことが出来るとお得感がありますよね。開花期間が長い春の植物して、ベゴニアやニチニチソウ、ゼラニウムなどがあげられます
春の寄せ植えの注意点は?
せっかくの寄せ植えした植物は、長く楽しみたいですよね。ここでは寄せ植えを管理するうえでの注意点をご紹介します。
育て方、生育環境が似ている植物を組み合わせよう
寄せ植えでは、「同じ環境と手入れで育つ植物を組みあわせる」ことが基本中の基本!水やりの要求量が近い植物であったり、耐寒性や耐陰性が近い植物を組み合わせた方が育てやすいです。逆に異なる生育条件が混在していると手間がかかってしまいます。
水やりは毎日が基本
冬の生育が緩慢な時期と比べて、春はこまめに水を与えるのが基本です。お花たちは生育旺盛なので、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで水をこまめに与えましょう。
こまめに花がら摘みを行いましょう
咲き終わった花を残していると病害虫の原因になることがあります。また、種を作ろうとして栄養分が種に回り、株が弱まってしまう事もあります。こまめに花がらを摘み、見た目の美しさも維持しましょう。
春の寄せ植えのポイントは?
春の寄せ植えは、テーマカラーを意識するだけで、ワンランク上の作品に仕上がります。ここでは、春の寄せ植えのポイントをご紹介します。
高低差を付けよう
高低差を付け立体的に寄せ植えもをすることがおすすめです。すくすくと育っていく、日々の変化を楽しむことが出来ます。 また、イングリッシュガーデンにも利用される、ルピナスを寄せ植えのアイテムに利用すると立体感が出るだけでなく、季節感ある作品をに仕上げて、楽しむこともできます。
肥料を入れよう
限られたスペースに沢山のお花を植える寄せ植えでは、植物がより多くの栄養素を欲するので、肥料の供給が欠かせません。植えつけ時の段階からしっかり土に肥料を加えましょう。おすすめは、緩効性肥料の「マグァンプK」です。効果が約1~2か月効きます。土に肥料を加える手間を省きたい方は、マグァンプKが混ぜ込まれている「ハイポネックス培養土 鉢・プランタ用」を用意することもおすすめです。 また、生育途中には、植物の状況に合わせてすぐに効果があらわれる速効性肥料を与えるとよいでしょう。よろしければ、是非「ハイポネックス原液」または、肥料やりとともにアブラムシも駆除できる「ハイポネックス原液 殺虫剤入り」をあげてみてください。
メインのお花を決めよう
品種を多く選んでしまいたくなる春だからこそ、メインはひとつに決めたほうが良いです。10ポット寄せることが出来る鉢の大きさがあれば、敢えて7ポットは同じ植物にしてしまうなど、統一感を持たせるのもテクニックです。春は、開花期間の長いベゴニアやニチニチソウ、ゼラニウムや、ゴージャスなラナンキュラスなどを主役に添えるがお勧めです。
色味を揃えたり、カラーのテーマを設けよう
春は、たくさんの花が咲き種類も豊富で、ついつい沢山の花を揃えてしまいたくなります。しかし、寄せ植えでは、4色以上の色の花を合わせてしまうと、かえってまとまりが悪くなることも。白・青・紫とシックな寒色系で統一したり、オレンジ・黄色・ピンク色とポップな暖色系で、花の色を統一してみてはいかがでしょうか?テーマカラーを持たすことで、ワンランク上の寄せ植え作品に仕上がります。
ウォータースペースを作ろう
折角お花を綺麗に寄せ植えても、お水を与えるたびに鉢から土がこぼれると、見た目も悪くなり台無しですよね。ウォーター―スペースとは、水やりをする際に、土があふれないように作られた、一時的に水がたまるスペースのこと。土を、鉢の縁から2cm位下になるくらいまでに留め、ウォータースペースを作ることで、見た目を損ねないだけでなく、まんべんなく鉢土に水がしみ込みます。
1.マーガレット
基本情報
科:キク科 原産地:カナリア諸島
花の色:赤色、紫色、ピンク色、白色、黄色
開花期間:3月~6月11月~5月
耐寒性:弱
耐暑性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花数が減らないように追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
恋占いの花として知られるマーガレット。花色も豊富ですが、定番の白がどんな花とも合わせやすくおススメです。早咲き品種と遅咲き品種があるので、組み合わせると長く開花を楽しめます。高温多湿を苦手とします。
2.ベゴニア・センパフローレンス
基本情報
科:シュウカイドウ科
原産地:世界中の亜熱帯ブラジル
花の色:白色、赤色、ピンク色、黄色、オレンジ色
開花期間:5月〜11月
耐寒性:弱
耐暑性:弱普
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料: 植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花数が減らないように追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
品種改良が進んでいる植物一つで四季咲きの品種もあります。耐陰性にある程度強いため、必内でも育てることが出来ます。寒さに弱いため冬は室内に取り込むのが良いでしょう。
3.アネモネ
基本情報
科:キンポウゲ科
原産地:ヨーロッパ南部~地中海東部沿岸地域
花の色:赤色、ピンク色、黄色、白色、青色、紫色、複色
開花期間:2月~5月
耐寒性:強
耐暑性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花数が減らないように追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
花苗も球根から育てるのも人気のアネモネ。耐寒性も強く、初心者でも育てやすい植物です。多年草なので上手に管理すれば毎年花を咲かせます。
4.チューリップ
基本情報
科:ユリ科
原産地:中央アジア~北アフリカ
花の色:白色、赤色、黄色、緑色、紫色、黒色、ピンク色、オレンジ色
開花期間:3月~5月
耐寒性:強
耐暑性:なし(休眠中)
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。追肥は12月中旬に液体肥料ハイポネックス原液を与えましょう。
特徴や魅力
春に咲く球根植物の代表。豊富な色だけでなく、一重咲き、八重咲き、ユリ咲きなど咲き方も様々。初心者にもおすすめの植物です。
5.ペチュニア
基本情報
科:ナス科
原産地:南アメリカ
花の色:赤色、紫色、白色、青色、オレンジ色、ピンク色など
開花期間:3月~11月
耐寒性:やや弱
耐暑性:普
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。多肥を好むので、追肥として液体肥料ハイポネックス原液も週に1回程度必ず与えましょう。
特徴や魅力
次々と花を咲かせ、はじめての方でも育てやすく、一鉢でもボリューミーになる春の人気植物です。花を次々と咲かせるため、肥料切れは禁物です。ハンギングでもおススメです。
6.ラナンキュラス
基本情報
科:キンポウゲ科
原産地:ヨーロッパ南東部~中近東
花の色:赤色、白色、ピンク色、オレンジ色、黄色
開花期間:4月~5月
耐寒性:普
耐暑性:弱 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花数が減らないように追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
ゴージャスな花の姿から、ガーデニングだけでなく結婚式などのブーケ等にも利用される植物です。花言葉も素敵な意味のものが多いです。耐寒性があり育てやすい植物です。ただし、花はデリケートなので、雨水が直接当たらない場所で育てましょう。
7.ニチニチソウ
基本情報
科:キョウチクトウ科
原産地:マダガスカル、インド
花の色:ピンク色、白色
開花期間:5月~11月
耐寒性:弱
耐暑性:強
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花数が減らないように追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
1つの花の花持ちは、3~5日と短命ですが、次々と花を咲かせます。細長く光沢のある葉も美しいです。過湿等に弱いため、水を与えすぎないでください。暑さに強いため、晩秋まで花を咲かせるのが人気のポイントです。
8.デイジー(雛菊)
基本情報
科:キク科
原産地:ヨーロッパ、地中海沿岸
花の色:白色、ピンク色、赤色
開花期間:12月~5月
耐寒性:普
耐暑性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花数が減らないように追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
夏を越す事はできないですが、寒さに強く開花期間が長いのが特徴です。かわいらしい花と育てやすさから初心者でも育てやすいです。
9.ルピナス
基本情報
科:マメ科
原産地:北アメリカ
花の色:青色、白色、赤色、ピンク色、オレンジ色、黄色、紫色
開花期間:3月~6月
耐寒性:強
耐暑性:弱
水やり:やや乾燥気味にですが、土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。追肥は、春の生育期に。
特徴や魅力
色鮮やかな花を、縦に連ねて咲く姿が特徴的です。立体的な寄せ植えに役立ちます。根が長く太くのびる直根性で、移植を嫌います。
10.ストック
基本情報
科:アブラナ科
原産地:地中海沿岸
花の色:赤色、ピンク色、白色、紫色、黄色など
開花期間:11月~3月
耐寒性:強
耐暑性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。追肥は、春の生育期に。
特徴や魅力
甘い香りを漂わせる植物です。茎の先端に花を沢山つけ、ボリューム感があります。寄せ植えでは後方を飾る花として位置づけると良いでしょう。
11.ゼラニウム
基本情報
科:フウロソウ科
原産地:南アフリカ、熱帯アフリカ、シリア、オーストラリア
花の色:赤色、ピンク色、白色、オレンジ色、紫色
開花期間:3月~11月
耐寒性:品種による
耐暑性:普
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花数が減らないように追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
ボール状の小さな花が人気の植物です。開花時期も長く育てやすいので、寄せ植えによく利用される植物の一つですよ。
12.スイートアリッサム
基本情報
科:アブラナ科
原産地:地中海沿岸~西アジア
花の色:白色、ピンク色、オレンジ色、黄色、など
開花期間:3月~6月、10月~12月
耐寒性:弱
耐暑性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花数が減らないように追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
小さな花をカーペットの様に広げて咲かせるスイートアリッサム。一鉢でこんもりと育てるのもかわいいです。パンジーとの組み合わせが定番です。
13.パンジー、ビオラ
基本情報
科:スミレ科
原産地:ヨーロッパ
花の色:赤色、青色、紫色、白色、ピンク色、オレンジ色、黄色、など
開花期間:10月~5月
耐寒性:強
耐暑性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花の咲いている季節には、追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
開花期間が長く、花の色も豊富。日当たりの良い場所であれば、ある程度放っておいてもよく育ちます。ハンギングバスケットに利用するのもお勧めです。
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🌼富田英明さんの簡単‼︎寄せ植え講座
富田英明さんの寄せ植え講座動画はコチラから
春は寄せ植えを楽しもう!
いかがでしたか?この記事では春の寄せ植えにぴったりの植物紹介を中心に、注意点やポイントなどもご紹介させていただきました。どの植物も基本的には育てやすく初心者にもおすすめの植物です。初心者の方も、是非チャレンジしてみて下さいね。