春植え球根おススメ10選|基礎知識や育て方などもご紹介
球根植物は毎年楽しむことのできる植物のジャンルとして人気の植物です。特に春植えの球根は、基本的に成長が早く、豪華な花を咲かすものが多いです。春植えの球根は全般的に、初心者でも育てやすい植物です。春のガーデニングと並行して、夏のガーデニングの仕込みに、球根を植えてみませんか? この記事では、おすすめの春植え球根のご紹介を中心に、注意すべき点、基本的な育て方などもご紹介します。
- 目次
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- 春植え球根の基礎知識
- 特徴
- 性質
- 春植え球根の育て方の基礎知識
- 植えつける時期
- 植えつけ方法
- 用土
- 肥料
- 球根の掘り上げ
- 掘り上げた球根の保管
- 春植え球根の注意点
- 1.ダリア
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 2.カラー
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 3.アマリリス
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 4.サンダーソニア
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 5.グラジオラス
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 6.グロリオサ
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 7.アガパンサス
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 8.クルクマ
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 9.カンナ
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 10.アマクリナム
- 基本情報
- 特徴や魅力
- 春植え球根を育てて、夏に花を咲かせよう!
- 🕊Garden Tour🕊
春植え球根の基礎知識
春に植えつけて、初夏から秋にかけて開花する春植え球根。夏の主役の花とあって、豪華な花を咲かせる品種が多いです。ここでは春植え球根の基礎知識をご紹介します。
特徴
基本的には育て方が簡単な手間のかからない品種が多いです。これは、球根はもともと、成長や開花に必要な養分を蓄えているためです。多くの種類が、暑さや寒さに強く、水分もそこまで多く必要としないです。初心者におススメの植物です。
性質
4月~5月に植えつけを行い、初夏から秋にかけて開花します。熱帯地方や亜熱帯地方を原産地とする品種が多いので、花の見た目はトロピカルなものであったり艶やかなものが多いです。 また、寒さにはそこまで強くないため、冬は休眠し、地上に出ている部分を枯らします。寒さの厳しい地方では、冬場は球根を掘り上げたほうが良いでしょう。
春植え球根の育て方の基礎知識
春植え球根は、球根類の中でも育てやすい品種が多いです。ここでは、基本的な春植え球根の育て方をご紹介します。
植えつける時期
3月~6月に植つけを行いましょう。熱帯地方を原産とする品種が多いため寒さに弱いです。3月上旬であっても冬のような寒さの日も御座います。少し遅めの3月でも良いでしょう。
植えつけ方法
鉢植えでも地植えでも育てることが出来ます。 球根を浅く植えると球根が分かれて増えてしまいやすくなり(分球)、逆にぎゅうぎゅうに詰めて植えると球根が大きくなりづらくなるため、結果球根がどんどん小さくなり花が咲きにくくなります。そのため、深さは球根3つ分の深さで、球根同士の間隔も球根2つ分をあけるようにすると良いでしょう。
用土
鉢植えの場合、市販の草花用培養土で問題ありませんが、水はけがよく、元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されている「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」がおすすめです。 地植えの場合、堆肥や腐葉土を混ぜて、予め耕しておきます。また、日本は雨が多いため多くの場合土壌は酸性に偏りやすいため、酸性土の中和のために、苦土石灰を混ぜてもよいでしょう。
肥料
植えつけた後は、追肥として、1、2週間に1回「ハイポネックス原液」を与えるか、2か月に1回、「プロミック いろいろな植物用」を与えましょう。花つきをよくすることに特にこだわりがある方には、「プロミック 草花・鉢花用」もおすすめです。鉢の上に置くだけで、花つきがよくなります。
球根の掘り上げ
花が咲き終わったら、早めに花茎の根元から切り取りましょう。手でもぎ取って構いません。葉っぱだけの状態にして置き、お礼肥として液体肥料を与えましょう。株が枯れ始めたら球根を掘り上げましょう。耐寒性が強い品種は植えっぱなしにしていても翌年咲いてくれますが、それでも数年に一度は掘り返したほうが良いです。
掘り上げた球根の保管
掘り上げた球根は、土を払い落として1週間ほど日陰で乾かします。乾燥後、根や葉を切り落としたらミカンなどが入っているようなネットに入れて、暗い場所で保管しましょう。
春植え球根の注意点
春植え球根は水耕栽培には向きません。ヒヤシンスやチューリップの様に水耕栽培はできないのでご注意ください。
1.ダリア
基本情報
科:キク科
原産地:メキシコ、グアテマラ
耐暑性:強
耐寒性:弱
植付け期:3月~7月
開花期:7月~11月
特徴や魅力
豪華な花が一輪でも存在感のあるダリア。花束でも良く利用される花です。品種や色も豊富で、育てる醍醐味を味わえます。
2.カラー
基本情報
科:サトイモ科
原産地:南アフリカ
耐暑性:強
耐寒性:普
植付け期:4月~5月
開花期:6月~7月
花の色:白色、ピンク色、赤色、黄色、オレンジ色、紫色
特徴や魅力
来るっと巻いた白い葉と、花粉をいっぱいつけためしべが特徴的なカラー。ウエディングブーケにも利用される、清純な美しさがあります。
3.アマリリス
基本情報
科:ヒガンバナ科
原産地:南米
耐暑性:強
耐寒性:弱
植付け期:4月~9月
開花期:9月~10月
花の色:赤色、白色、ピンク色、複色
特徴や魅力
ユリのような大輪の花を咲かせる人目を惹く植物です。花の色も豊富で、咲き方も一重咲き、八重咲などあります。
4.サンダーソニア
基本情報
科:イヌサフラン科(ユリ科)
原産地:南アフリカ
耐暑性:弱
耐寒性:弱
植付け期:3月~5月
開花期:6月~7月
花の色:オレンジ色、黄色
特徴や魅力
華奢な細い茎に、ランプの様に花を咲かせるかわいらしい植物です。フラワーアレンジメントにも良く利用されます。
5.グラジオラス
基本情報
科:アヤメ科
原産地:メキシコ
耐暑性:強
耐寒性:弱
植付け期:3月~6月
開花期:7月~10月
花の色:白色、ピンク色、黄色、赤色
特徴や魅力
茎に連なるように咲く姿が美しく、花壇の主役になります。色のバリエーションも豊富で、夏の花壇を鮮やかに彩ります。
6.グロリオサ
基本情報
科:イヌサフラン科(ユリ科)
原産地:熱帯アフリカ、熱帯アジア
耐暑性:弱
耐寒性:弱
植付け期:4月~5月
開花期:7月~9月
花の色:赤色、黄色、オレンジ色、ピンク色、白色
特徴や魅力
グロリオサは、細い茎をのばして育つ、つる性の特徴があります。支柱やフェンスなどに這って育ちます。
7.アガパンサス
基本情報
科:ムラサキクンシラン科(ユリ科、ネギ科)
原産地:南アフリカ
耐暑性:強
耐寒性:強
植付け期:3月~4月
開花期:5月~7月
花の色:紫色、ピンク色、白色、青色
特徴や魅力
暑さにも寒さにも強く、耐陰性もある、育てやすい植物です。さらに痩せた土でも育つことが出来ます。公園の花壇でも良く利用されています。
8.クルクマ
基本情報
科:ショウガ科
原産地:タイ
耐暑性:普
耐寒性:弱
植付け期:5月~6月
開花期:5月~10月
花の色:白色、ピンク色、緑色
特徴や魅力
ウコンと同じ種類ですが、観賞用の美しい花を咲かす品種をクルクマと言います。エキゾチックな美しさと育てやすさから、夏に人気の植物です。
9.カンナ
基本情報
科:カンナ科
原産地:熱帯アメリカ
耐暑性:強
耐寒性:弱
植付け期:4月~5月
開花期:6月~11月
花の色:ピンク色、赤色、オレンジ色、白色
特徴や魅力
トロピカルな見た目通り、夏の日差しに強い植物です。葉も大きく、存在感があります。
10.アマクリナム
基本情報
科:ヒガンバナ科
原産地:園芸品種なので原産地はありません
耐暑性:強
耐寒性:普
植付け期:3月~4月
開花期:6月~7月
花の色:白色、ピンク色
特徴や魅力
ヒガンバナの仲間で、一本のすらっと立ち上がった茎に花を咲かせます。切り花としても利用されます。丈夫で育てやすい性質です。
春植え球根を育てて、夏に花を咲かせよう!
いかがでしたか?この記事では、おすすめの春植え球根を中心に、基礎知識や、育て方などもご紹介させていただきました。基本的には、管理は簡単で、生育旺盛で夏の暑い時期に花を咲かせることが出来ます。初心者の方でも簡単に育てることが出来ますよ。是非春植え球根を育てて楽しんでみて下さいね。
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