Labyrinth バラの迷宮 pickup123『アンクレット』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
Data
作出 | 日本 コマツガーデン |
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花色 | 紅色をおびた赤色 |
花型 | 8㎝/カップ咲き/四季咲き |
香質 | 強香 |
樹形 | 高さ1.2×幅1.2mの木立性シュラブ |
ローズ色をおびた赤色の中大輪カップ咲き。咲き進んで黄色いしべをみせても花形を保つ。四季咲きで、秋花はより赤みが強くカップも深くなる。
ダマスクにシトラスの強香。樹は木立性シュラブで、高さ幅とも1.2m。枝は細く節間のバランスが良く、よく茂る。
花は房咲きになって、うつむき加減にふわっと咲く。花名は女性が付けるアクセサリーから命名。2020年発表のコマツガーデンオリジナル。
香り高い中大輪で、株は大きくなり過ぎずにまとまる。出芽は赤く、下を向く小さめの葉が、この品種のしなやかな艶っぽさを強調。
花がら摘みに加え弱剪定で、鉢植えでもコンパクトに育てられ、庭植えにしてもほかの植物とよく馴染む。
著者紹介
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玉置一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。