Labyrinth バラの迷宮 pickup132『ドレッシー』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | コマツガーデン |
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花色 | 純白 |
花型 | 大輪/ロゼット咲き |
香質 | ローズとフルーティの強香 |
樹形 | 高さ1.3×幅0.6mの木立性 |
繊細で透明感のある純白の大輪花。花径12㎝。波状弁抱え咲きから開くとロゼット咲きに。房咲き。四季咲き。
強いフルーツ香があり、第15回国営越後丘陵公園「国際香りのばら新品種コンクール」でHT銀賞受賞。
「ダマスク・クラシック~アップル様のフルーティな香りとさわやかなヒヤシンスグリーンの香りを合わせ持つダマスク系の香り」と評される。
樹は高さ1.3×幅0.6mの半直立性。樹勢は普通で黒星病には中以上の耐性がある。
花名は華やかで上品なおしゃれを意味する言葉から。2022年発表のコマツガーデンオリジナル。
コマツガーデン統括マネジャーの櫻井哲哉氏が「誰からも愛される独自の花型、花色の大輪品種」を目指して育種、国際コンクールで初受賞した品種。
房咲きで花数が多いので、通常のHTに感じる花の少なさはあまり感じない。
花弁が汚れたり、うどんこ病になることがあるので、肥料は控えめに。
著者紹介
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玉置一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。