Labyrinth バラの迷宮 pickup106『コント ドゥ ラ フェール』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 京阪園芸F&Gローズ「ローズアロマティーク」 |
---|---|
花色 | 青みがかったピンク |
花型 | 花径6~7㎝/カップ咲き/四季咲き |
香質 | オールドローズ香 |
樹形 | 高さ1.0mの木立性・半直立性 |
花も樹姿も、香りも、オールドローズのスタイル。
青みのあるピンク色の丸いカップ咲きで花芯を覗かせることも。花径6~7㎝の中輪。咲き進んでロゼット咲きとなる。
単花咲きから3輪ほどの房咲き。四季咲き。
オールドローズ(ダマスク系の香り)のピュアな強い香りがある。
枝は細く、葉はマットな質感で、皮革質ながらかたい感じはしない。
樹はふわっとした半直立性で、高さは1.0mとコンパクト。
シュートが出やすい。
2021年春発表の京阪園芸F&Gローズ「ローズアロマティーク」。
花名Comte de la Fère(ラ・フェール伯爵)は、フランスの19世紀の小説『三銃士』Les Trois Mousquetaires(アレクサンドラ・デュマ・ペール作)に登場する最年長の銃士アトスの別名。
ほかの銃士はポルトスとアラミス。のちにダルタニャンが加わり四銃士と称する。
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玉置一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。