Labyrinth バラの迷宮 pickup107『マチネ』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | ドイツ コルデス |
---|---|
花色 | ラベンダーピンク |
花型 | 花径6~7㎝/花弁数30~40枚の丸弁平咲き/四季咲き |
香質 | 微香 |
樹形 | 高さ0.9~1.0mの木立性・半直立性 |
ラベンダーピンクで咲き進んでグレイッシュになり、咲き混じる。
平咲き。花径6~7㎝の小中輪で、房咲きになる。
花付きが良い。四季咲き。微香。
樹は高さ0.9~1.0mの半直立性のFLタイプ。
葉は耐病性に優れ育てやすい。
2019年作出、同年アデレードの国際コンクールで銅賞受賞。
花名Matineeは、フランス語の「朝・午前」の意味。青みがかった色は早朝、ピンクのトーンが強いときは暖かな昼前のイメージで命名される。
2021年日本発表。
最近増えてきた育てやすい藤色のバラの一つ。‘マチネ’は花弁や重ね方に表情がある小さめの花で、樹は木立性。
同時発表でライラック色の‘プロローグ’とは、花がカップ咲き、樹が高さ1.2~1.8mの半横張りシュラブとなることで区別できる。
鉢植えの単植はもとより、庭で草花と混植した、ローメンテナンスの藤色のコーナーづくりのバラとしても。
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玉置一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。