【観葉植物】置くだけでお部屋にリゾート感が♪モンステラの育て方
南国風の観葉植物の代表格といえば、モンステラ。お部屋に置いておくだけで爽やかな雰囲気を演出してくれ、育て方も簡単。「初めて植物を育てる」という人にもおすすめです。
今回は、そんなモンステラの育て方のポイントをご紹介します。
動画でわかりやすく栽培法をご紹介|【PlantiaQ&A】
モンステラってどんな植物?
モンステラは、アメリカからメキシコの熱帯地域を原産とするツル性の観葉植物です。原産地ではヤシの樹木などに巻き付くように生長し、数メートルもの草丈になりますが、家庭園芸用では30cm程度のミニサイズでも楽しむことができます。熱帯地域を原産とすることから、暑さや乾燥に強く、耐寒性はあまりありません。生長するにつれ、葉は濃い緑色になり、縁から切れ込みが入ったような独特の形状をしていきます。
苗の選び方のポイントは?
モンステラは、鉢を買ってきて育てるのが一般的です。園芸店に行ったら、できるだけ綺麗な葉をしたものを選びましょう。このとき、葉にハダニやカイガラムシといった害虫がついていないかチェックしてください。購入後は、ポットから植木鉢に植え換え、育てます。
育て方のポイントは?
モンステラは、初心者でも育てやすい植物といわれていますが、育て方にはいくつかポイントがあります。
置き場所
モンステラは耐陰性の高い植物であるため、日陰でも育てることができます。反対に、モンステラが苦手なのは、直射日光です。強い日差しに当たると、葉焼けを起こしたり、株が弱ってしまったりします。ですから、レースのカーテン越しに日差しが当たる場所、または半日陰の場所に置くようにしましょう。
水やり
モンステラは乾燥に強い植物です。過度に水やりをしすぎず、土の表面が乾いたらはじめて、水が底からあふれるくらいたっぷりと与えましょう。また、時折、霧吹きで葉に水をかけてあげると、イキイキと育ちます。
肥料
春~秋の生育期には、1週間に1回を目安に液体肥料(ハイグレード観葉植物)を与えます。
または、2か月に1回置肥(プロミック観葉植物用)を与えます。
鉢大きくしたくない場合は肥料を少し控えめにします。冬は不要です。
温度管理
モンステラは、寒さに弱い植物ですので、できるだけ温かい場所で管理しましょう。外で育てる場合には、気温が15℃以下になったら室内に入れてください。
害虫対策
モンステラにはハダニやカイガラムシ・アザミウマといった害虫が発生することがあります。日頃から葉をチェックし、見つけたらピンセットで取るようにしましょう。
植え換え
モンテステラが大きくなってきたら、鉢の植え換えを行いましょう。植え換え適期は5月~9月。植え換えの目安は、1年に1回程度。この際、大きく伸びた茎の先端は思い切って切り落とすと、その後の生育がよくなります。なお、切り取った茎は挿し芽として利用することが可能です。株を増やしたい方はぜひやってみてください。
モンステラは、育て方が簡単で長く楽しめる観葉植物です。今回ご紹介した育て方のポイントを参考に、大切に育ててあげてくださいね。
三上真史の趣味は園芸ちゃんねる/スピンオフ企画【観葉植物の時間】
この記事で紹介された植物について
モンステラ
学名:Monstera deliciosa /科名:サトイモ科 /別名:デンシンラン、ペッサム /原産地:熱帯アメリカ /分類:多年草 /耐寒性:弱 /耐暑性:強
深い切れ込みや穴のある葉が印象的で、モダンな雰囲気づくりにぴったりの観葉植物です。
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