【クリスマスローズの育て方】寒さに強く冬に咲く可憐な花。クリスマスローズ
クリスマスローズは、ロマンチックなネーミングと可憐な姿で愛される冬の花。そんなクリスマスローズは、寒さや乾燥などに強く扱いやすいため、ガーデニングとして育てるのもおすすめです。今回は、クリスマスローズの上手な育て方のポイントをご紹介します。
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クリスマスローズ
学名 Helleborus 科名 キンポウゲ科 別名 ヘレボルス 原産地 主に地中海沿岸から中部ヨーロッパ、西アジア 分類 多年草 耐寒性 強 耐暑性 弱 栽培カレンダー
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月開花時期植えつけ・植えかえ施肥
クリスマスローズってどんな植物?
クリスマスローズは、キンボウゲ科の多年草です。原産国はヨーロッパや西アジアとされています。
実はクリスマスローズというのは俗称で、学名ではヘレボルスという名前です。ヘレボレスの意味として一説には、なんとギリシャ語の「Helenin殺す」と「bora 食べ物」という単語をかけあわせた造語から出来ているといわれています。可憐な姿からは思いもよらない名前です。この由来は、かつて狩りの際にクリスマスローズの根に含まれる毒が使われていたことだといわれています。しかし現在は、クリスマスローズは冬を代表する花としてガーデニングやブーケなどで楽しまれています。また、近年では品種改良も進み、白い花だけでなくピンクや紫色、黄色などのカラーバリエーションも生み出されています。
動画でわかりやすく!植物の育て方を解説【教えて!服部さ~ん】
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クリスマスローズの育て方のポイント
クリスマスローズは強い植物ですので、初心者の方でも比較的かんたんに花を咲かせられるでしょう。しかし、育て方には何点かポイントがあります。
クリスマスローズはプランター栽培がおすすめ
クリスマスローズは、日当たりの調節が少し難しい植物です。植付け後の10月から4月にかけては日当たりの良い場所で、5月から9月にかけては強い日差しの当たらない半日陰に置くのが理想的。また、梅雨時期のような長時間の雨に当てないようにも注意が必要です。このように時期に応じて日光調節が必要ですので、庭植えよりも、場所を移動させられるプランターや鉢植えでの栽培がおすすめです。
クリスマスローズの苗植えは、寒い時期に
クリスマスローズの苗の植えつけは、暑さが過ぎた10月あたりから3月くらいの寒い時期に行いましょう。ただし、苗を植えてもその年の冬に花が咲くわけではありません。すぐに花を楽しみたいのであれば、開花株を買うのがおすすめです。
クリスマスローズの肥料
10月に緩効性肥料の置肥『プロミック クリスマスローズ用』を与えます。
鉢植えの場合は、10~2月の間、2カ月に1回の割合で『プロミック クリスマスローズ用』を与え、
10~3月は1週間に1回液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえます。
1年に1度、大きな鉢に植え替えを
クリスマスローズは多年草ですので、毎年花を咲かせることができます。順調に生育させるためには、毎年10月から3月の時期に、株よりも1~2回り程度大きな鉢に植えかえてあげてください。
植え替えの際は、肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料『マグァンプK大粒 』を元肥として土に混ぜ込みます。
なお、クリスマスローズを育てる際にはひとつ注意点があります。クリスマスローズの茎や根に触れることで肌がかぶれたり荒れたりするおそれがありますので、肌が弱い方は、ガーデニング作業の際には、長袖や手袋を身につけましょう。
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公開:2019年1月23日
更新:2023年1月27日
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