【動画で学ぶ】キュウリとナスタチウムの美味しい寄せ植え
一緒に植えることで互いに良い影響を与え合う「コンパニオンプランツ」。中でも野菜と花の組み合わせは美味しい野菜が収穫できる上、美しい花を目で楽しむことができるというメリットがあります。今回はコンパニオンプランツとして、キレイなだけでなく食用にもなる「ナスタチウム」をセレクト。キュウリと組み合わせて、彩り豊かな寄せ植えを作ります。
ナスタチウムは優秀なコンパニオンプランツ。
コンパニオンプランツは「共生食物」とも呼ばれ、害虫駆除や生長促進など、野菜の栽培にさまざまなメリットをもたらしてくれます。初夏から秋にかけてオレンジや黄色などの鮮やかな花を咲かせるナスタチウムも、コンパニオンプランツのひとつ。アブラムシやコナジラミなどを遠ざける役目を果たしてくれます。
さらに、エディブルフラワーとして楽しめるスグレモノ。
さらに、このナスタチウム、花や若葉、実を食べることができるエディブルフラワーでもあります。花は料理の彩りとして、ピリッとした辛味と酸味を持つ丸い葉はサラダなどのアクセントに、果実は薬味にと多彩な使い方ができ、ビタミンCやミネラルなど豊富な栄養素が含まれています。
ナスタチウムとキュウリに適した土づくりを。
今回はオレンジ色のナスタチウムとキュウリを組み合わせます。深めの鉢を用意したら、鉢底ネットを敷いて、鉢底が隠れる程度の鉢底石を敷きます。続いて、約2〜3ヶ月肥料効果が持続する『今日から野菜 野菜を育てる肥料』を土1Lに対して5g入れて良く混ぜ、その土を鉢の9割ほどまで入れます。
キュウリの苗を傷めないよう丁寧に植えましょう。
キュウリを逆さにしてポットから取り出し、苗を傷めないように優しく土の真ん中に植えて、土をかぶせてください。次にキュウリの横に斜めに支柱を差し、キュウリと支柱を一箇所、紐で結びます。
ナスタチウムは間隔を空けて外側に。
キュウリを植えたら、ナスタチウムの出番。キュウリの周りにナスタチウムが外側に向くようにしっかりと間隔を空けて植えていきます。ナスタチウムはキュウリに被害をもたらす病害虫を減らしてくれるだけでなく、横に広がって地面を覆うため、土の乾燥を防いでくれるというメリットもあります。
野菜と花の元気を引き出す活力液は定期的に。
キュウリを囲むように色鮮やかなナスタチウムが植えられたら、最後は水やり。水やりの際は、植物用活力液「リキダス」を1000倍に希釈して、たっぷりと与えましょう。野菜のパワーを引き出す「リキダス」は一週間に1回を目安に、水やりと一緒に与えるのがおすすめです。
ナスタチウムで食卓を彩るのもおすすめです。
キッチンガーデンに取り入れたり、ハンキングバスケットなどに植えて観賞用に楽しんだりと、多彩な用途があるナスタチウム。キュウリとの寄せ植えで、美味しいキュウリが収穫できるのはもちろんのこと、育てたナスタチウムで食卓を美味しく彩ってみるのもおすすめですよ。
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出演情報
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タレント 川瀬良子さん
レプロエンタテインメント所属。王様のブランチ(2002年10月 – 2004年9月、TBS)や海猿(2005年、フジテレビ)など様々なテレビやドラマなどに出演! 現在はNHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」/TOKYO FM 農業情報番組 「あぐりずむ」パーソナリティ で大活躍中です!
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