更新日:2018.09.19
【珍奇植物】エアプランツの名でおなじみ「ティランジア」。楽しみ方のポイント
エアプランツの名で親しまれているのが、こちらの不思議な植物「ティランジア」です。
ティランジアは、葉の表面から水分を吸収することができるという特性を持っています。
適度な日光と水さえあれば、土がなくても生きていけるため、そのままハンギングしたり木に着生させたりして栽培されています。
インテリアとしても人気で、育て方もとっても簡単。
ぜひみなさんも、珍奇植物「ティランジア」を育ててみませんか?
ティランジアの特長
ティランジアは、中南米やインド諸島に自生する、ブロメリア科の植物です。
丈夫で育てやすいことからインテリアとしても人気が高いため、日本でもよく見かけますが、実は一般に出回っているのはティランジアのごくごく一部。
世界中には原種だけでも600以上の品種が存在し、園芸品種も含めれば2,000種を超えるといわれています。
品種によってさまざまな形・色・大きさがあるため、ティランジアにハマる愛好家が多いことにもうなずけます。
ティランジアの育て方のポイント、育て方の注意点
ティランジアは、直射日光の当たらない明るい日陰または半日陰で管理しましょう。
また、高温多湿を嫌うので、風通しを良くしておくこと・温度管理をすることも大切です。
真夏は30℃以上にならないよう注意してください。
水やりは、週に2~3回、霧吹きを使って株全体をたっぷりと湿らせましょう。
さらに、月に1~2回、水を入れた器に株ごと浸す「ソーキング」という作業を行うとなおよし。
この作業の後は、逆さまにして風通しのよい場所で吊るし、十分に乾かしてください。
インテリアに最適!ティランジアの楽しみ方
ティランジアの最大の特長は、「土がなくても育つ」ということ、そして「インテリア性が高い」ということです。
園芸慣れしていない方でも気軽に始められるのではないでしょうか。
以下にティランジアの楽しみ方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
・壁に飾る
最も手軽な方法としておすすめなのが、壁に取り付けたワイヤーネットや板などにティランジアを飾る方法です。
土がいらないティランジアだからこそ、こういった手軽な楽しみ方ができます。
・ガラス製の器に入れる
ガラスの器やエアプランツ用のガラス容器にティランジアを入れると、透明感のあるインテリアに。
天井から吊るのもおしゃれですね。
・流木と組み合わせる
エアプランツを流れ木やコルク・板などと組み合わせることで、ナチュラル感あふれるインテリアに。
この作り方はとっても簡単。
エアプランツをワイヤーで流れ木にくくりつけ、着生するまでそのままにしておきます。
着生後はワイヤーを外してもOKです。
・貝殻や砂、ほかの植物などと組み合わせる
箱庭をつくる感覚でティランジアを飾ってみるのもおすすめ。
何と組み合わせるかで、雰囲気がガラリと変わります。
小さな器のなかに、自分だけの世界観を表現してみてはいかがでしょうか。
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