2024年7月12日 山形新聞 地元・真室川町産でおいしい給食 野菜ソムリエプロの高校生が監修

2024.07.12

高校生の野菜ソムリエ監修
地元産でおいしい給食

真室川町産の食材を使った「おいしいふるさと給食」が9日、町内の3小学校と1中学校で提供され、野菜ソムリエプロの神奈川県立湘南高2年緒方湊さん(16)監修のメニューを子どもたちが味わった。
緒方さんがパリ五輪に合わせて世界各国の料理をアレンジした。生クリームで具材を煮込むフランスの家庭料理「フリカッセ」風ホワイトカレーには町産アスパラガスを使用。メキシコ風サラダは、最上伝承野菜「勘次郎胡瓜(かんじろうきゅうり)」などの野菜を、ひき肉やトルティーヤチップと合わせた。
真室川小(内和通校長、171人)では教室やランチルームで食べた。町三役や1年生の保護者など約25人が参加した試食会もあり、ふるさとの食材に舌鼓を打った。1年姉崎優莉君(6)は「野菜がおいしくていくらでも食べられそう」と話した。
緒方さんは22年度から同町の「食の教育大使」を務めている。