目次
レモンを選ぶ
香りの良いレモンを選びましょう。基本は国産レモンを。
香りの立っているレモンを選びましょう。中身が熟してくると香りが強くなり、レモンのさわやかな酸味も十分に期待できます。輸入物にはどうしてもカビなどの防止のため農薬が使われていますので、レモンを料理で使用する場合は基本的に国産レモン(無農薬や減農薬)がおススメです。
ツヤツヤレモンを選びましょう
レモンを手に取ってみて、皮にハリやツヤがあるものがおススメです。表面がつややかなレモンは、皮の表面まで十分に新鮮であるという証拠です。表皮がデコボコしているものは、内部の白い皮が多く、果汁の少ない場合があります。色ムラが少ないかもチェックし、ヘタが枯れていないかもチェックしましょう。
重いものを選びましょう
果物や野菜を選ぶ時の基本ですが、より重いものを選ぶようにしましょう。重みがあるものは、果汁が多く美味しいことが多いです。弾力が無く固いものや軽く感じるものは皮が分厚く、果汁が少ないレモンのことが多いです。
レモンを保存する
保存は冷蔵庫に
丸のままのレモンは乾燥しないよう一つ一つラップや新聞紙に包み、ジップロックなどに入れて野菜室で保存します。常温保存も可能ですが、鮮度を保ちたいなら野菜室が良いです。切った物は空気に触れないようにラップで包み、野菜室に入れておきますが、早く使うようにしましょう。
グリーンレモンは香りが強く、イエローレモンは果汁が多くなります。秋に収穫されたら緑色で 12 月以降になると黄色いレモンが旬になります。
メイヤーレモン。甘みが強く、酸味が少ない。オレンジとの交雑種で皮がオレンジ色です。
万能の調味料の「塩レモン」。塩レモンに使う塩は、ミネラルが豊富なので味がまろやかになる粗塩がおススメです。
グリーンレモンの旬は秋、イエローレモンの旬は冬。グリーンもイエローも同じ品種ですよ。そのまま木に実らせていてもイエローレモンに、収穫して貯蔵してもイエローになります。
レモンの花
レモンの豆知識
レモンの樹にはトゲがある
レモンのトゲは長く、4~5 センチあります。家庭菜園をされる場合、トゲにご注意下さい。また、トゲがない(1~2 年経つと目立たなくなる)品種のレモンもあります。
新鮮なレモンの見分け方
ヘタが緑色のものは鮮度が良い可能性が高いです。レモンの色は頭(ヘタのある方)から変化(緑から黄色へ) します。レモンのお尻を見て、まだ緑が残っているものは鮮度が良いと云われています。
グリーンレモンとイエローレモンの違い
10 月~12 月はグリーンレモン、1 月~3 月はイエローレモンですが、グリーンレモンは、少し苦みがあり、酸味と、香りが強く、果汁は少ないのが特徴です。イエローになってくると、糖度が高くなり果汁が多くなります。白いワタの部分の苦味が少なくなってくるので、皮まで食べることができます。香りで選ぶか、酸味を選ぶか、用途に合わせて使い分けるのがポイントです。
ビタミン C はすっぱい?
レモンと言えばビタミン C ですよね。風邪の予防にはビタミン C を多く摂取することで、免疫力が高まります。特に風邪を引いている時はビタミン C を大量に消費しますので意識的に摂るようにしましょう。ビタミン C は、すっぱいというイメージがありますが、ビタミン C そのものがすっぱいわけではなく、ビタミン C を豊富に含んでいるクエン酸がすっぱさの原因です。クエン酸には体内の疲労物質である乳酸を分解し、代謝をスムーズにする働きがあるので疲労回復に効果があります。体の中のビタミンCが少なくなると不足するのがコラーゲンです。コラーゲンは、体内に存在するタンパク質の一種で、コラーゲンが不足するとお肌のハリが無くなり、たるみやシワの原因になると言われています。コラーゲン不足を防ぐためにも、毎日ビタミン C を摂取するようにしましょう。
【レモネード】 静岡産
見た目はレモンなのに、ほんのり甘い。 レモネードはレモンの一種で、レモンとマンダリンの交雑種と云われています。 酸味はゼロで、さわやかな風味とプチっと食感があり、他の柑橘類同様、ペロっと食べることが出来ます。
【八丈フルーツレモン】 東京産
東京の八丈島でのみ栽培されているレモンです。一般的なレモンの2~3倍の大きさで、酸味が少ないレモンです。八丈フルーツレモンは樹上完熟させているので、レモンの果皮の白い部分にも甘みがあり、皮も柔らかく、皮ごと食べることができるレモンです。
レモン園があります
名古屋市にある東谷山フルーツパークに「ふるさとナゴヤレモン園」があります。訪れたのは 2019 年 1 月ですが、苗木が育つ頃にまた訪れたいと思います。