『カロテン』吸収率アップの方法
2020.12.31
ニンジンを英語で言うと? そうですキャロット(carrot)です。
このキャロット(carrot)を語源にしているくらい有名な栄養素がニンジンにはあります。
そうです『カロテン』です。カロテンを摂取すると人間の体内では「ビタミンA」に変わる栄養です。
『カロテン』は皮の近くにある
『カロテン』はニンジンの皮に近い部分に多く含まれています。
ニンジンの皮はとても薄い膜で、出荷の際の泥や汚れをきれいにする洗浄で、この薄い膜はほとんど剥がれてしまいます。つまりお店に並んでいるニンジンはすでに皮が剥がれている状態です。
えっー、すると皮の近くにある栄養は皮と一緒に剥がれてしまっているのか?
安心してください。皮の近くにありますが、皮にあるのではないです。
つまり薄い膜の下の部分にあるので、皮だと思って剥いていると、ごっそり栄養が多く含まれている部分を削っていることになってしまうのです。
どうしてニンジンの表面はかたい?
それは皮が剥がれ、実の部分がむき出しになっているので、表面が乾燥してかたくシワになっています。
ニンジンの「カロテン」は脂溶性で、油と一緒に食べると効果アップです。さらに「加熱調理」しても効果アップになるので、ニンジンの油炒めはカロテンを摂るのに理想の調理方法です。
ニンジンは丸焼きが効果アップ? それとも小さく切ると効果アップ?
ニンジンは細かく切るほど、カロテンの吸収率が上がります。
- 油を使用する
- 加熱調理する
- 細かく切る
この3点セットで最も効率よくカロテンを摂取できます。
カロテンを摂取する最高の調理方法があります!
『ニンジンのポタージュスープ』や『ニンジンのディップ』です。細かくするほどカロテンの吸収率が上がるので、ミキサーでペースト状にすると一番効果的です。
『ニンジンのディップ』の作り方は、↓↓を参照してください。
野菜のディップ
安納芋のディップです。
マンネリ化しがちな「野菜スティック」を少しアレンジ…