2021年2月13日　「博士ちゃん」をご覧いただきありがとうございました。

「堀川ごぼう」は豊臣秀吉が京都に造営した城郭風の邸宅「聚楽第」(じゅらくだい)の堀から発見されました。
豊臣家滅亡後、聚楽第の堀は町屋から運び出される野菜屑などゴミで埋まりそれが堆肥となって、そこに捨てられたごぼうが翌年芽を出して、巨大になったことが始まりとされています。
放送でも説明しましたが、堀川ごぼうは途中で一度引き抜き、横向きに植え替えます。こうすることで横に向かって太く成長します。
堀川ごぼうの見た目は太い木の根のようにゴツゴツしていますが、太い胴の部分は、肉質がち密でやわらかいので、肉詰めなどの煮物に最適です。

放送でもご紹介しましたが、通常の人参と比べて
β-カロチン、約1.5倍
カリウムが、約1.4倍
ビタミンB2が、約3倍
ビタミンCが、約2～3倍
食物繊維が、約3.4倍
のスーパーにんじんです。

地元で「のっぷい」(のっぺらぼう)と呼ばれている火山灰が堆積した肥沃な土壌で、土壌に石などがほとんどなく、にんじんが真っ直ぐに伸びる土壌なので、1メートルオーバーのにんじんになります。

大口れんこんは新潟のれんこんです。
品種はダルマ種という品種で、皮をむくと中は真っ白のれんこんで、煮ても黒くならないです。
シャキシャキとした歯ざわりですが、擦るともっちもっちです。
僕は毎年、JAにいがた南蒲から箱で注文するくらい好きなれんこんです。

番組の収録が終わり、高山一実さんとお話ししました。
僕が大好きでよく観ているクイズ番組の「Qさま」の話もしました。
とてもやさしくて、いつも笑顔のステキな方でした。

高山さん、ありがとうございました!