【SDGs 食品ロス 中編】規格外野菜
2022.06.17
ここに曲がったニンジンとまっすぐのニンジンがあるとします。
皆さんがお買い物をするとき、どちらを買いますか?
スーパーなどに並ぶ野菜は、まっすぐのニンジンのように大きさの揃っているものが多く、曲がっていたり、大きすぎたり、小さすぎたりする野菜は「規格外」といって、加工品になったりするものもありますが、捨てられてしまうこともあります。
規格には大きさの他、形や品質や色なども基準があります。規格を作ることで、日本全国どこの産地から野菜が出荷されても、取引きや流通をスムーズにすることが出来ます。スーパーなどで開店時から商品がたくさん並ぶことができているのも、また安心して買うことが出来るのもこの規格がある恩恵ともいえます。
形が悪いものは、良いものと食べ比べてみると違いは分かりますが、多少悪いくらいのものであれば、味はあまり変わらないものもありますし、直売場などで安く売っていたりもします。こういう規格外の野菜を買う人が増えれば、売る人も増えると思います。
家庭菜園をされている方、ご自身で育てられた野菜の形が悪くても食べる人がほとんどだと思います。そうです、美味しく食べることが出来るのです。
また「規格外野菜」を“フードロス”としてとらえられることが多いのですが、フードロスの大部分は一般家庭や飲食店などから出るものが占めています。まず、フードロスの大部分を占める一般家庭で出来ること、少し意識するとできることをご紹介します。
【SDGs 食品ロス 後編】普段捨てられてしまいがちな部分に注目 へ続く
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【SDGs 食品ロス 後編】普段捨てられてしまいがちな部分に注目
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