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アスパラガス
アスパラガスには「オス」と「メス」があります
「オス」のアスパラガスは繁殖力が強いので、収穫量も多く、市場に出回っているアスパラガスの大半は「オス」なので、普段食べているのはほとんどが「オス」だと思っても大丈夫。「オス」と「メス」の見分け方は、穂先がキュッと締まっている、閉じているものが「メス」で、穂先に隙間がありバラバラと膨らんでいるように見えるのが「オス」といわれています。「メス」はその分 1 本 1 本に栄養素が多く分配され、甘みやうま味が凝縮しています。栽培されている場合、「メス」は花が咲いた後に小さな丸い実が付くので、確認することが出来ます。
アスパラといえば疲労回復に効果的な「アスパラギン酸」だけれど、含有量は一番ではない
ソラマメはアスパラガスの2.5倍以上含まれています。
ソラマメ:1,100mg、グリーンピース:630mg、サヤエンドウ:470mg、アスパラガス:430㎎(いずれも100g中)
竜髭菜
漢字で書くと「竜髭菜」と書くのは、アスパラガスの葉が竜の髭に似ていることが由来だそうです。
意外に歴史のある野菜で、日本に入ってきたのは江戸時代
津田仙(津田塾大学の創始者・津田梅子の父)日本で最初にアスパラガスの栽培・販売に成功した人物だといわれています。
タマネギ
日本に広まったのは明治時代のコレラがきっかけ
江戸時代には食用でなく、観賞用として考えられていましたが、明治初期にコレラが流行した際「コレラにタマネギが効く」という噂が広まり、爆発的に売れました。
エジプトのピラミッド作りの対価はタマネギ
ピラミッド建設に従事する人に対価としてタマネギが配給されていたという記録が見つかりました。ちなみに亡くなった王族の目元に殺菌作用のあるタマネギが置かれ、ミイラの腐敗を防いでいました。
食べている部分は根ではなく、「葉」
1枚ずつはがすと魚のうろこのようなので「鱗葉(りんよう)」と呼ばれ、枚数は8枚。品種にもよりますが、だいたい8枚で構成されています。
タマネギを切っても涙を出さない方法
タマネギを切ると目が痛くなり涙が出てきますよね。それは「硫化アリル」という成分が関係しています。ガムを噛んだり、キャンディを舐めながらタマネギを切ると、目が痛くならずに切ることができます。涙より先に唾液を先に出してしまうのがポイントです!