桃  

2020.09.26

時期:7~9 月
主な産地:山梨県、福島県、長野県、和歌山県、岡山県
出荷時期は、4月~5月にかけて山梨が始まり、6月に和歌山、7月に福島、8月には長野、山形。

桃を選ぶ

皮は赤く色づいたものを、尻は白いものを選ぶ

皮の色ははっきりと赤いものの方がより甘くおいしい桃です。桃のお尻は、もともとは青くなっているのですがだんだん熟してくると白く色が変わってきます。特にオススメなのは赤色が濃く、白い斑点が浮いているものは特に美味しいと言われています。

大きさは中玉以上、ずっしり重い桃がおススメ

大きさによって基本的に甘さに影響はないです。

桃を上から見て、真ん中の割れ目(縫合線)を中心に、左右対称にふっくらと丸みがあり、やや横長の楕円のものを選びましょう。

最近の異常気象の中で、良い形の桃にするというのはとても難しいことです。果樹は育てるのが本当に難しいですから。

皮がブツブツしているものは美味しい証拠

果皮に傷がないものを選びましょう。表面には産毛が生えていますが、産毛が白く粉がふいているように見えるものがベストです。産毛とは別に表面にそばかすのような白い斑点があるのは甘い桃の証拠です。桃の表面に、細かいヒビ割れが入っているものは、太陽光線がよく当たった証拠なので、見栄えは劣りますが意外と美味しいです。

桃を保存する

熟していない桃は、常温で追熟させましょう

まだ食べごろでない桃は新聞紙に包んで風通しのいいところで常温保存しておきましょう。更に、食べごろになった桃は食べる 2~3 時間前に冷蔵庫に入れて冷やしてから食べると美味しいです。箱入りで大量に桃がある場合は、ふたを開けて余分な湿気を飛ばしましょう。

湿気が多いと腐ってくることも💦

新鮮な桃は皮ごとさっと洗って皮ごと食べてしまいましょう。皮と実の間も甘みがあるので皮ごと食べた方がより甘みが感じられます。

産毛(毛茸/もうじ)に触れるとかゆみを感じることがあります。かゆみを感じたらこすらずに流水で洗い流しましょう。

黄桃。缶詰でおなじみの桃。一般的には「おうとう」と読まれていますが、正式には「きもも」。「おうとう」は「桜桃」と書いてさくらんぼを指す言葉になるので。

清水白桃。岡山県名産の桃。緻密で柔らかく、上品な甘さでジューシー。「桃の女王」と言われています。

「白桃」は、桃が熟す前に一つずつ果実袋へ入れて育てる「袋がけ栽培」の桃。高級品が多い。

桃の皮を最初にむくと、実を手で触ってしまい傷むので、皮は最後にむきます。 色が薄めのお尻(枝のついていた方)からむくとつるっと果汁も無駄なくキレイにむけます。 ちなみに産毛を取れば皮ごと食べれます。

桃の豆知識

桃の名産地

ミカンや柿などは、何ヶ月もかけて糖分を果実に蓄えますが、桃は収穫の 10 日くらい前から収穫直前にかけて、急激に糖分を蓄えて美味しくなると言われています。桃の味は収穫直前~収穫期の天候で大きく左右されます。収穫時期に晴天が続いていると濃厚な味の桃になりますが、収穫期の長雨は桃の味を低下させてしまいます。昼と夜の一日の気温差が大きい、年間の日照時間が長い、年間の降水量が少ない、という条件が当てはまる場所が桃の名産地になります。

桃はどの部分が甘い? 割れ目(縫合線)あたり?それとも別の場所?

縫合線と呼ばれるくぼみの部分は甘みが落ちます。縫合線の裏側は甘いです。桃は木の枝にぶら下がった形でなるものですが、下の部分ほど糖度が増します。おしりに近づくほど、甘くなりますよ。桃狩りに行かれる時は、枝の高いところにある桃を選んで収穫すると、さらに甘くてジューシーな桃に出会えます。たくさん日光をあびて育った桃ほどおいしくなっていますよ。

割れ目は何のためにあるの?

中心の種が半分に割れ、種の周りに果肉が付き、大きく生長していきます。割れ目内部に、養分を運ぶ管があります。管の周囲はどんどん栄養が入り大きく生長していますが、管のある部分(割れ目)の部分は生長が遅いので割れ目のように見えます。

硬い桃は食べることが出来るのか?

産地の方はむしろ柔らかい桃よりも、硬めの桃を好まれます。硬さは品種によっても異なりますが、一般的に硬い桃には若干の酸味があります。甘味と酸味のバランスを感じることができる硬い桃も美味しいですよ。

特売品コーナーによくある桃

白いそばかすがあるような桃は、選ばれずに残っていることが多く、特売コーナーで売られていることもあります。前述していますが、そばかすのような白い斑点(果点)が出ているものは、甘味が強めだと云われている桃です。一度お試しください。

桃狩りに行くときは 3 日程度晴れが続いた時がおススメ

雨が続き桃の樹が多くの水を吸っている場合、桃の実にも水分を溜めています。晴れが続くと、樹は水分が欲しくなり、桃に溜まっている水分を吸収します。つまり、晴れが続くと光合成も盛んに行われるとともに、桃から適度な水分も抜け、甘みが強くなっています。

桃と言えば、『食物繊維』 が有名

特に食物繊維には、コレステロールの上昇を抑える働きがあるといわれている水溶性ペクチンと、大腸ガンの予防に有効的な不溶性ペクチンの両方が含まれています。

桃は、美容の効果もあるおススメのフルーツです。

桃の葉にはあせもや湿疹に効果があると言われており、桃の葉を入れたお風呂を「桃湯(ももゆ)」と言います。

夏の土用といえば、うなぎを食べる日として知られていますが、江戸時代には桃の葉を入れた『桃湯』を楽しむ習慣がありました。

天守の屋根にはシャチホコが乗っているのは有名ですが、それ以外にも桃が載っているところや、桃の形をした瓦があります。どうして桃が乗っているのでしょうか?

和歌山城

長寿と魔除けの文様として

桃は食べると不老不死の力が得られるといわれ、長寿の象徴であり、その強い生命力から魔除けの文様としても使われてきました。

宇和島城、犬山城、大阪城、和歌山城、岡山城、大多喜城に桃の瓦があります。

白鳳

桃を代表する品種のひとつ。キメが細かく滑らかで口の中でとろける食感。酸味が少ないので甘さが強く感じる。果皮は白地に紅色が重なる。

清水白桃

岡山県を代表する品種。果肉は滑らか。少し酸味があるが、甘さとのバランスがよい。日持ちしないので早めに食べる必要あり。

川中島白桃

果肉はやや硬めでシャキっとした歯ごたえ。果実は大玉で、甘みも強い。日持ちが良い品種。

黄金桃

果皮は黄色に少しの紅がかかる。果肉は濃い黄色。甘みが強く、ほどよい酸味。肉質はしっかりしていて、白桃に似ている。ジューシーな品種。

蟠桃

「西遊記」に出てくる中国原産の桃。平たい形が特徴。とても甘く、ねっとり濃厚な味わいで舌触りもよい。

ネクタリン

桃の変種とされている。食感は桃より硬く、食べやすい。甘みも酸味もある濃厚な味わい。

岡山白川白鳳

加納岩白桃

(左から)岡山「清水白桃」、福島「蟠桃(ばんとう)」、山梨「一宮白桃

山梨『ぴー甘桃』(左側)、岡山『白麗桃』(右側)

一宮白桃

【蟠桃】

蟠桃は「西遊記」に出てくる中国原産の桃です。 つぶれたような形ですが、皮は薄く簡単に剥くことができ、核が小さいので食べられる部分が多い桃です。 果肉はきめ細かく柔らかいです。 ねっとりとして甘い桃です。

【ホワイトピーチ】山梨
「ホワイトピーチ」は名前の通り皮も白、果肉も白の桃です。品種は「白鳳」ですが、袋掛けをして栽培するので白くなります。滑らかな果肉が特徴です。桃は種のまわりよりも皮に近い部分のほうが甘みが強いので、皮を剥く場合は、できるだけ薄く剥くのがおススメです。

【日川白鳳】岡山
「日川白鳳」は、全体に少し濃い赤のイメージがありますが、岡山の桃は袋をかけるので果皮の白さが特徴です。シーズン中、品種を変えながら『白桃リレー』をします。甘みと香りを最大限活かすために、冷蔵庫で冷やすのは食べる約1時間前からがオススメです

【夢みづき】 山梨
果肉は柔らかく、繊維・酸味・渋みが少なく食味の良い桃です。品種名の由来は“ 夢のようにみずみずしい美味しい桃 ”をイメージしたとの事です。とにかく甘く、とってもジューシーです。

【嶺鳳(れいほう)】 山梨
「あかつき」の枝変わりから育成した大玉で、贈答用にも人気の品種です。硬めの桃だと言われていますが、とってもジューシーでとにかく甘い桃でした。

【はなよめ】 岡山

極早生品種の桃です。極早生品種は一般的に小ぶりで糖度が乗りにくいとされていますが、この「はなよめ」は糖度も高く、果肉はやわらかくジューシーです。桃は長い間冷蔵庫に入れておくと水分が蒸発し、味が落ちるので、食べる2時間前位に冷蔵庫に入れ少し冷やす程度で大丈夫です。

【ひめこなつ】
農研機構が品種開発した梅雨前に収穫ができる極早生品種です。「ちよひめ」、「ちよまる」より10日以上早く収穫可能です。極早生の場合、甘さがそこまで乗らないものが多いですが、「ひめこなつ」は甘さが際立つジューシーな桃です。少し繊維がありますが、ジューシーで酸味がほとんどないため甘味が強く感じます。

【美月(みづき)】 山梨
美月は「ゆうぞら」の苗木から発見された桃です。「ゆうぞら」の味を受け継ぎ、実は締まっていますが、口の中でとけるような肉質で、とてもジューシーです。

【ふくあかり】 福島
ふくあかりは、「川中島白桃」に「モモ福島8号」を交配し、育成した大玉の早生品種です。果肉がほんのりピンク色で、少し繊維質ですが、ジューシーで甘みが強かったです。

【黄美娘(きみこ)】  山梨
白鳳 の枝変わり品種ですが、果肉はややしっかりめでした。マンゴーピーチとも呼ばれ、南国フルーツに近いような濃厚な風味、そして強すぎない甘さの桃です。

【桃水(とうすい)】 長野産

果肉は緻密でコリッと硬めの桃ですが甘みが強く、噛めば噛むほど甘みが滲み出てくるようでした。
糖度は普通の桃の約2倍の24度もありました。

【まるみ白桃】 山形産

福島市の果樹園で偶発実生として発見された白桃系の品種。
晩生種で果肉はやや硬めですが、甘味が強く、酸味が適度にあり、それが甘さを引き立てている美味しい桃でした。

【黄ららのきわみ】 山形産

ゆうぞらと川中島白桃の交配から生まれた『黄ららのきわみ』は、果肉の硬さと甘味と酸味のバランス的には両親の特徴を受け継いでいますが、果皮も果肉もキレイな黄色が特徴です。
甘みが強く、多汁で、黄桃特有の南国フルーツ感がありました。

【黄貴妃(おうきひ)】 山形産

黄貴妃は、福島県で「ゆうぞら」の自然交雑実生から育成された、晩生の品種です。
皮がとにかく薄く、今まで食べてきた黄桃の中でもトップクラスの甘さです。熟していると柔らかく、ジューシーです。

【玉うさぎ】 長野

「川中島白桃」と「ゆうぞら」を掛け合わせて育成され山形・天童でうまれた品種です。
晩生種で、白い果肉はかためで酸味が少ないのが特徴ですが、果汁も豊富で舌触りはなめらかです。
甘さの中に酸味とトロピカルな風味を感じました。
白さと形が「玉うさぎ」の名前の由来です。

【白根白桃(しろねはくとう)】 新潟

新潟市南区白根で発見された大玉の晩成品種です。
新潟と言えば「米」のイメージですが、白根は新潟県下最大の果樹栽培地です。
肉質は硬めですが、しっかり追熟させるととろける様な舌触りになります。
タネの周りの赤みが強く、とっても滑らかで甘さも強いです。

【さくら白桃】 山梨

「川中島白桃」と「千曲」を交配し生まれたものを選抜育成した品種です。
硬めの大玉品種で、果肉は白く、糖度が高い品種です。
熟している部分と、カリッとした部分があり、熟している部分は滑らかでジューシー。
カリッとしている部分も甘みが強く、おすすめの桃です。

【幸茜(さちあかね)】 山梨

山梨県の果樹園で発見された晩生種。
果肉は硬めで、白いのが特徴。糖度は高く酸味は少なめです。
僕は果肉が少し柔らかくなってからの食べたので、もっちりとしていました。
フルーティーな香りもあります。

【長沢白鳳】  長野

「白鳳」の枝変りとして誕生した桃です。
果肉はややかたくてほどよい歯ごたえがあり、日持ちがよいのも特徴とありましたが、酸味、渋味が全くなく、甘味が強くて柔らかく、美味しかったです。

【滝の沢ゴールド】 長野

長野県の川中島で変異種として発見された早生の黄肉品種です。
完熟すると、糖度が高く、酸味は少なめで、柔らかくジューシーです。

【まどか】  長野

まどかは、「あかつき」の実生より選抜育成して生まれた品種です。
大玉系で果実もあかつきと同じように緻密で、果汁も多く、甘味も強いです。
あかつきよりもやや硬めな感じがします。

【暁桃太郎(あかつきももたろう)】 長野

天津×あかつきの掛け合わせで生まれた品種で、桃としては珍しい紅色の果肉で肉質はやや硬く、酸味を感じますが、甘みもないわけではなく、美味しかったです。
加工用としても使われているそうです。

【おどろき】  長野

たまには、かた〜い桃も。
「おどろき」はその名の通り、おどろきの果実の大きさと、おどろきの果肉の硬さが特徴の桃です。
完熟しても柔らかくはなりません。
香りはほとんどしませんが、甘みが強く、ポリっとサクッとした食感はまるで柿のようです。
クセになります。

【秘味黄金(ひみおうごん)】 長野

別名「マンゴーピーチ」と呼ばれるそうです。
果肉はきめ細かく、本当にマンゴーと間違えてしまいそうな色です。
甘さは強いのに、かすかな酸味のあるおかげで、ペロっといけてしまいます。

【一宮白桃】 山梨

山梨県一宮町で発見された桃です。
硬めな白肉の果肉で甘みが強く、酸味はほぼありません。完熟で食べると、滑らかでとろけるような食味でした。

【加納岩白桃】 山梨

「浅間白桃」の枝変わりとして、山梨県の加納岩町で発見された桃です。

上品な甘さで、繊維が少なく滑らかな舌触りです。とてもジューシーです。

【甘甘燦燦(あまあまさんさん)】 山梨

果皮も果肉も白い桃です。硬めの桃とありましたが、ジューシーでそこまで硬いという感じはありませんでした。かなり甘さが強く、美味しかったです。

【伊達白桃】 山形

伊達白桃は福島県伊達市で「白鳳」の枝変わりとして生まれた極晩生種の桃です。果肉は硬めでしたが、果汁は多めで、甘みもしっかりとありました。

【ふくあかね】 福島産
福島県オリジナル品種。「モモ福島1号」×「まさむね」の交配により育成された品種です。多汁で滑らか。強い甘さと酸味が両立している不思議な桃です。しばらく置いてから食べると酸味が抜けたのか、甘さが際立ちました。2度楽しめる桃です。

【大紅蟠桃(だいこうばんとう)】 福島産

中国原産の蟠桃(ばんとう)系品種群の1つです。果肉はなめらかで酸味は少なく、甘さを強く感じます。香りの強い桃です。

【美郷(みさと)】 福島産
「日川白鳳」と「伊達白桃」の偶発実生として山形県で発見された品種。大玉です。少しかための桃なのですが、甘味が強く果汁もあり、「おどろき」などのシャキシャキの桃とはちょっと違った味わいです。

【夏の陽(なつのよう)】 福島産
福島県の高橋忠吉さんが西野白桃の自然交雑実生から選抜育成した品種。やや繊維質でしたが、濃厚な甘さがあり、王道の桃といった感じです。

【スウィート光黄】 福島産
「まなみ」に「ゆうぞら」を交配をしてできた品種です。やや硬めの桃でしたが、甘味はしっかりとあり、ちょっとコリコリとした食感。渋みは少なく風味も豊かです。

【長田白鳳(ながたはくほう)】 和歌山産

紀の川市生まれの極早生モモ3姉妹、「竜門早生」「桃山白鳳」「長田白鳳」のうちの一つです。滑らかな食感で、渋み、酸味は少なく甘さが際立つ桃でした。

【夢桃香】 山梨産
山梨県果樹試験場が、「モモ山梨6号(ちよひめ×八幡白鳳)」に「日川白鳳」の花粉を交雑して育成したオリジナルの早生品種。果肉は硬めの桃でシャキッとした食感ですがジューシーな、今までにはないタイプの桃です。甘さも強いです。

【つきあかり】 和歌山産
農研機構 で開発され、「まさひめ」に「あかつき」を交配し、選抜育成された黄肉の中生もも品種。果汁はかなり多く皮の周りは少し渋いですが、黄桃の中ではトップクラスの強い甘みがありました。甘さは強いですがさっぱりとしていておすすめな桃です。

【夢みずき】 山梨産

【ふくおとめ】 山梨産

2022年、最初の桃は「ふくおとめ」。極早生品種で、「倉方早生」と「ちよひめ」の交配です。果肉は黄色っぽく、小ぶりです。とても甘く、果肉は粗めですっごくジューシーな桃でした。

【竜門早生(りゅうもんわせ)】 和歌山産

竜門早生は和歌山県紀の川市竜門地区で発見された極早生品種です。形はいびつですが、よい香りで、果肉は滑らか、甘味が強くジューシーです。リピートしたい桃です。

【赤宝(せきほう)】 山梨産

「あかつき」から生まれた早生種の桃です。柔らかく、とてもジューシーでした。果肉はとにかく粗く、甘さは強めなのですが、酸味もあり面白い桃です。

【すいみつ】 山梨産

【ちよひめ】 山梨産

【甘鈴(かんりん)】 長野産

長野県で品種改良された晩生種で、栽培している農家さんは少なく稀少な桃です。少し硬めですが、歯触りが良くてまろやかな甘さの桃でした。

【マロンなピーチ】 長野産

栗のような味だからマロンなピーチではなく。産地の小布施町の特産品「栗」のような黄色い桃であることから「マロンなピーチ」と名づけられた #黄金桃 です。食感は少しコリっとして、まろやかな甘さがありました。

【CX(シーエックス)】 福島産
シーズン、終盤の桃。CX は、福島の極晩生品種。糖度は19度あり濃厚な甘さと、ほのかな酸味、歯ごたえのある果肉と表面のまだらな模様が特徴です。CXは好きでこの時期、毎年食べます。かための桃は「ふくあかり」「おどろき」「CX」などありますが、どれも好きです。。

【ゆめかおり】 長野県産

福島県の桃農家で育種家でもある高橋忠吉さんが「西野白桃」の自然交雑実生から選抜育成した極晩生の大玉品種です。
繊維質が強めですが、サラリとしていて、果汁はそこまで多くはないのですが、甘さは強く美味しかったです。

【夢あかり】 福島産

果肉はかためだが、食べると繊維がほぐれるような食感。上品な甘さのある桃。

【ゆうぞら】 福島産

果肉は緻密で締りがあり、ジューシーです。なめらかな食感で、甘みの中にほのかな酸味を感じます。

【なつっこ】 長野産

「川中島白桃」と「あかつき」の掛け合わせの、大きな桃です。糖度が高く酸味が少ないので、甘みを強く感じます。果肉は緻密で締まりがあるので少し硬めに感じますが、なめらかな口当たりです。

ネクタリン

【水野ネクタリン】 長野産

少し硬めで繊維質の少ない食感と、強い酸味を感じるネクタリン。甘みもありますが酸味が勝っていて、これがクセになる感じです。
ちなみに、「山根白桃」と「水野ネクタリン」の交配が 「ワッサー」です。

【ファンタジア】 山形産

ファンタジアはアメリカ生まれのネクタリンで、国内の主要品種のひとつです。
果肉はやや硬めですが、果汁は多く、甘みと酸味のバランスも良く、甘酸っぱいネクタリンでした。

【晶光】 山梨

「反田ネクタリン」と「インデペンデンス」の交配です。一般的なネクタリンに比べると酸味が少なく、果肉もち密でジューシーです。

【フレーバートップ 】 長野

甘みも酸味も強いネクタリンです。果肉はやわらかく緻密でとてもジューシーでした。食べた後はほんのりオレンジみかんのような風味がしました。ネクタリンは桃の仲間で、産毛が無いのが特徴です。甘みだけでなく、酸味も味わえます。

【スイートトップ】 長野

名前にスイートとある通り甘さが際立つネクタリンです。まずマンゴーの様な風味が口に広がり、ほのかな酸味とジューシーさがあります。

ネクタリン ハルコ

ネクタリン サマークリスタル

【瑞光】 山梨産

反田ネクタリン(そったネクタリン)とインディペンデンスの交配種。早生で白肉系、果肉は柔らかくほんのり酸味があります。

【エンパイア】 山形産

肉質はやや硬い、甘みも酸味もありジューシー、濃厚な味で美味しいです。

白桃×ネクタリン

ワッサー 長野産

「ワッサー」は白桃とネクタリンの交配種です。一般的な桃より一回り小さく、ネクタリンのような大きさですが、表皮には桃の特徴である産毛があります。果肉は締りがありサクサクとした食感ですが、ジューシーです。甘みも酸味も強くなく、香りも強くはないです。

あかつき×ネクタリン

ハネージュ 福島産

桃(あかつき)とネクタリン(反田ネクタリン)の掛け合わせ。産毛がないので、皮ごと食べられます。香りが良く、とても甘いです。酸味も微かにありますが、ジューシーで繊維質がとても少なく、さらりと溶けてなくなるようでした。

桃を使った料理

桃を使った簡単ピザ

①市販のビザシートにピザ用ミックスチーズをのせる

②桃を皮つきのまま櫛切りにする

③切った桃をピザシートに並べる

④桃を並べる(桃の大きさでカットする厚さは調節)

⑤オーブントースターで5-6分(シートが軽く焦げる程度) 最後に塩(お好み)・コショウ(粗びき)、オリーブオイルをかけて完成お好みでハチミツを掛けてもOK。

焼き桃のバニラアイス添え

桃を半分に切り、種をとり、トースターで焦げ目が付くまで焼く。 焼けたらお皿に盛り、バニラアイスを添えたら出来上がり。

桃、いちじく、モッツァレラチーズのサラダ

桃半分、イチジク半分、モッツァレラチーズ半分を適当な大きさに切って皿に盛り、 黒胡椒、オリーブオイルをかけたら出来上がり。

桃の豚バラ巻き

桃半分を四等分し、豚バラで巻き、塩コショウをして、焼く。

アイスピーチティー

桃半分を四等分して、グラスに入れる。別で熱湯で紅茶を淹れる。 お好みで砂糖(大さじ1くらい?)を入れ溶かす。 桃の入ったグラスに紅茶を注いで、粗熱が取れたら冷蔵庫で2、3時間冷やしておく。(もっと長くても大丈夫)

すもも プラム

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