2020年10月24日(土) 出張授業1日目 (山形県 真室川あさひ小学校)
2020.10.26
40分間という時間でしたが、真室川町の伝承野菜の「甚五右ヱ門芋」「勘次郎胡瓜」をはじめ、全国の伝統野菜のお話しをさせて頂きました。
みなさん真剣に話を聞いていただき、うれしかったです。
「甚五右ヱ門芋」
僕が今まで食べた野菜の中で一番好きなのが「甚五右ヱ門芋」です。
「甚五右ヱ門芋」は柔らかくぬめりが強い里芋です。室町時代から550年の歴史を持つ里芋ですが、栽培されているのは真室川町の佐藤春樹さんだけです。佐藤家の先祖代々が守り繋いできた一子相伝の里芋です。
「博士ちゃん」がきっかけ
博士ちゃんが番組としてレギュラー化される前に、特番で放送された1回目の授業(2019年2月放送)で「甚五右ヱ門芋」の話をしました。そしてレギュラー化になった放送(2019年12月放送)にも番組によんで頂き、そこで「甚五右ヱ門芋」をサンドウッチマンさんと芦田愛菜さんにも召し上がっていただきました。
その後、なんと生産者の佐藤春樹さんからご連絡を頂き、それがきっかけで真室川あさひ小学校で授業をすることになりました。
あさひ小学校との交流
本来は6月の種イモの植え付け、そして10月の収穫の2度、お伺いする予定でした。
コロナの影響で6月の植え付けは中止となることが早々に決定。
いろいろ野菜や果物のについてお話ししたいことがたくさんあるのだけどなぁ、と思っていましたが、今年度からJAのグループ会社が毎月出版する「ちゃぐりん」という雑誌に野菜や果物の掲載を始めていました。
そうだ! 「ちゃぐりん」を毎月あさひ小学校に見てもらおう。幸いにもクイズ番組でもらった賞金もあります。
迷わず、贈ることを決めました。
あさひ小学校に「ちゃぐりん」コーナー
給食にも「甚五右ヱ門芋」
とっても美味しい給食で、僕からすると夢のような給食でした。
いよいよ初の「甚五右ヱ門芋」の収穫へ
今年は7月の長雨や豪雨の影響で生育が例年通りっていう訳にはいかなかったようですが、立派な「甚五右ヱ門芋」の収穫をしました。
~ 2日目へつづく ~