人気者のほうれん草、不人気の小松菜?
小松菜の栄養はどれくらいスゴイのか?
生で食べることができるだけで、どうしてほうれん草に勝っているのか?
それはビタミンCです。小松菜はレモン(果汁、生)にも匹敵する量のビタミンCをもっています。
ビタミンCは熱に弱いため、生で食べることができる小松菜はビタミンCを流出させることなく摂取することができるのです。
でも生で食べるのは抵抗がある……という方は、油でさっと炒めて下さい。
油で炒めることによってビタミンCの流失を防ぎ、ビタミンAの吸収力もアップできます。
小松菜を選ぶ時のポイント
緑色が濃すぎるものは避ける
名付け親は八代将軍吉宗
小松菜の仲間
保存は葉先を上にして立てた状態で冷蔵庫の野菜室に。
葉野菜は、乾燥に弱く収穫したらすぐにしなびてしまいます。
小松菜も買ってきた状態のままにしておくと、1〜2日程度でしおれてしまいますので、できるだけ早く使いましょう。
保存する場合は、湿らせた新聞紙やペーパータオルで包み、ビニール袋に入れて乾燥しないようにし、葉先を上にして立てた状態で冷蔵庫の野菜室に入れて保存すると2-3日程度はもちます。冬場であれば、常温保存も可能ですが、暖房の効いていない冷暗所で保管するようにしましょう。
冷凍する場合、水洗いし水分をしっかりふき取り、食べやすい長さに切ってジップロックなどに入れ、空気をしっかり抜いて冷凍保存します。
ほうれん草と小松菜、似ていますが、茹で方は異なります。
2つの野菜に共通していることは、茹でる前に根元を水に浸すことです。
野菜は収穫後、時間が経つと野菜から水分が抜け、しなしなにしおれます。
洗った後、茹でる前に15分程度冷水に浸すと、活き活きとした野菜に戻ります。
次にたっぷりのお湯で短時間茹でるのですが、ほうれん草は沸騰したお湯で、小松菜は沸騰したお湯ではなく、コップ1杯の水で少し温度を下げたお湯で茹でます。
長時間茹でると、しなっとして歯ごたえがなくなり、エグミも出て来ますので、茹でる時間は短時間にしましょう。
ほうれん草はアクがあるので、茹で上げたら冷水に浸けてザルにあげましょう。
小松菜
小松菜は食べやすく育てやすい