「ご飯」と「みそ汁」、「おひたし」に「かつお節」 食べ合わせ
2020.12.24
「ご飯」と「みそ汁」
具が油揚げや豆腐だとさらにアップ
「ご飯」と「みそ汁」の組み合わせは美味しいだけでなく、これはタンパク質を効率よく摂取できる組み合わせとして有名ですよね。
ご飯だけでは十分なタンパク質が合成できませんが、みそ汁に含まれている必須アミノ酸のリジンを組み合わせることで、良質なタンパク質が合成されます。
みそ汁の具に油揚げや豆腐にすると更にリジンが増えます。
「ほうれん草のおひたし」に「かつお節」
カルシウムの吸収が20倍に
「ほうれん草のおひたし」に「かつお節」の組み合わせは定番です。
この組み合わせも理にかなっていて、ほうれん草のカルシウムの吸収を高めるのにはビタミンDが必要なのですが、かつお節にはビタミンDがあります。
一緒に摂ることで、カルシウムの吸収が20倍高くなります。
β-カロテン、ビタミンK、ビタミンEの吸収率アップ
おひたしに醤油をかける際に、1滴オリーブオイルやごま油、えごま油などを足してみて下さい。
ほうれん草にはβ-カロテンやビタミンK、ビタミンE などの油脂に溶けやすい栄養素も多く含んでいるので、油脂と一緒に摂取することで体内への吸収率が高まります。
「みそ汁」に「ワカメ」
高血圧を防ぐ組み合わせ
ワカメのぬめり成分は食物繊維のアルギン酸やフコダインで、血圧やコレステロールを下げてくれます。
ワカメに含まれているカリウムがみそ汁の塩分を体内から排出します。
美肌効果も
ワカメと言えば「ヨウ素」です。美肌効果が期待される「ヨウ素」は、単体では体内に吸収されにくいので、1滴ごま油、えごま油などの植物油を加えるだけで、吸収率がアップします。