野菜をカットした時にとり除きがちな部分
2021.01.17
ニンニクの芯の部分(芽)は取りますか? そのままですか?
ニンニクの真ん中の部分に黄色だったり緑色だったりの部分、芯の部分は食べても悪い影響はありません。
この部分は発芽葉(はつがよう)と言う部分で、芽となる部分です。
芯の部分は匂いや辛み成分が多く含まれており、取り除いたほうが風味がよくなります。
また芯の部分は調理の際に焦げやすく、芯だけが先に焦げて苦味となることがあるので取り除くことが多いです。
芯の周りに薄皮ががあるので、それも取り除くとよいです。
結論
食べても問題ないですが、おいしく食べるためにとり除くことが多いです。
玉ねぎの芯の黄色い部分はどうしていますか?これは捨てますか?
この黄色い部分は成長点と言われる部分で、これから芽になるために栄養がたっぷりつまっています。
玉ねぎの芯を取り除いている方も多いと思いますが、むしろ食べる方がおススメです。
芽が出ているものは、収穫から時間が経っている証拠です。
芽を出すために玉ねぎの栄養や水分を吸いとっていますので、できるだけ早く食べましょう。
芽として緑色になっていると少し苦味がでて硬くなるので、気になる方はとり除いて食べるとよいです。
結論
黄色の部分はむしろ栄養たっぷりなので食べましょう!
捨てがちなキャベツの芯、これは食べますか?それとも捨てますか?
この流れから、キャベツの芯も捨てずに使うのだろうな?と思ったあなた!
正解です!!
捨ててしまいがちなキャベツの芯は茹でると甘みが増して美味しくなります。
それは、芯は葉に比べて甘味成分や「スクロース」という糖質が多く含まれているからです。
芯はキャベツが成長するための栄養の貯蔵庫なので、芯には葉の約2倍のカリウム、カルシウム、リン、マグネシウムが含まれています。また、葉の1.5倍もの食物繊維が含まれています。
芯の底部と維管束がある茶色い部分はにおいが少しあるので、芯の下2㎝ほどはカットすると大丈夫です。
結論
においの強い部分(約2センチ程度)をカットし、料理に使いましょう。煮込み料理などにおススメです。