りんご 実食 130種類 ちょっとご紹介 その2
2021.08.20
りんごは日本には約2000種、世界には約15000種あるともいわれています。
まだ130種しか食べていないので、まだまだ食べるりんごはたくさんあります!
目次
千秋 (せんしゅう)
読み方は「ちあき」じゃなくて「せんしゅう」です。果肉は緻密でパリッとして、とてもジューシーで、甘いだけでなく、酸味もあるのでスッキリとした味です。ちなみに名前は、秋田市の千秋公園にちなんで命名されたそうです。
たかいこがね
リンゴのような梨?梨のようなリンゴ?正解は梨のような見た目のリンゴです。「たかいこがね」は王林の枝変わりで、長野県の吉家さんという方、ただお一人しか作っていないリンゴなので、吉家さんの畑にしか原木はなく、あまり市場に出回りません。甘みが強く、適度な酸味がより甘みを引き立てていて、フルーティーな風味が特徴の、大好きなリンゴです。
つしま1号
「世界一」と「4-23」の交配。果肉はさっくりとして、優しい甘みとほのかな酸味があり、美味しいりんごです。口に入れるとほんのり皮の渋みが広がりますが、噛むと果汁がたっぷり出てきます。
トキ
トキは青森県を代表する黄色りんごです。開発者である五所川原市の土岐さんの名前をとって「トキ」です。「ふじ」と「王林」の交配なので、甘みが強く、酸味がおだやかなりんごです。香りは強く、とてもジューシーです。シャキシャキとした食感で、歯ざわりもよいりんごです。
となみ
「となみ」反対から読むと「みなと」。親近感のあるりんごです。でも名前の由来は、会津藩主で京都守護職だった松平容保(かたもり)の嫡子・容大(かたはる)が本州最北端の下北半島にて立藩した斗南藩(となみはん)から名付けたのではないかと言われています。香りがいいのが第一印象です。果肉はややかためですが、ジューシーです。甘いりんごではないですが、少しの酸味がアクセントなりんごです。
なかののきらめき
「いろどり」「なかの真紅」「ムーンルージュ」「炎舞」など、りんごのこのような柄と言えば、長野県中野市の吉家さんですよね。この「なかののきらめき」は「いろどり」と「王林」を交配されたりんごです。果肉はかためで、シャキっとした歯ごたえがあります。糖度は17度ありますが、酸味も強いのでバランスはとれています。調理用に使われることが多いようですが、生食でも大丈夫です。写真にもあるように、色の出方は個体差があります。
夏あかり
貯蔵しているリンゴではなく、8月に収穫できる早生(わせ)品種です。シャキシャキ感があり、ジューシーで爽やかな甘さと香りが夏に合っています。まだ生産量が少なく出荷時期も短い希少品種のりんごです。
夏緑 (なつみどり)
極早生種の夏りんごです。極早生種のりんごは酸味が強いのが特徴ですが、この夏緑はほど良い酸味と、食べた後に広がる甘みで、夏にピッタリのすっきりとしたりんごです。
ハックナイン
名前は育成中の系統名「HAC9」がそのまま品種名として付きました。そして「道産品種第1号」のりんごです。果実は大きく、果肉は白色で軟らかく、果汁がとても多いです。甘みとさわやかな酸味とのバランスが良いので、ジュース用りんごとしてニーズが高いようです。
はつ恋ぐりん
果肉はパリっとしていて、甘さもありますが、酸味も強く甘酸っぱい濃厚な味の青りんごです。交配に「グラニースミス」を使用されているので、酸味がキリッとしたりんごです。
はるか ・ 純情はるか ・ 冬恋 ・ プレミアム冬恋
果肉はかためで、ジューシーです。甘みもありますが、酸味が少ないので、甘みをより引き立たせています。JA全農いわてでは、はるかの上級ブランドとして「純情はるか」「冬恋」「プレミアム冬恋」を出荷されています。
春紅玉 (はるこうぎょく)
「春まで保存ができる紅玉」ということで『春紅玉』と名前が付きました。紅玉よりごつごつした感じです。肩のところがデコボコとしています。果肉がしっかり締まって硬いりんごで、酸味も甘みもかなり強いりんごです。加工がメインのりんごですが、生食でも美味しいりんごです。
緋のあづま (ひのあづま)
「雄大な吾妻連峰を背景に、秋の澄み切った陽光を浴びて鮮やかな緋色に色づいた果実」という意味が込められている「緋のあづま」の果肉はシャリ感があり、酸味がほぼ無く甘みも強く、ジューシーなりんごです。濃厚な味ですが後味はさっぱりとしています。
ひめかみ
「ひめかみ」の名は岩手県盛岡市にある姫神山(ひめかみさん)から名付けられたようです。甘みと酸味はともに少なめですが、華やかな香りがあります。
飛馬(ひうま)ホワイト
「ふじ」からの枝変わり(突然変異)を選抜、育成された品種です。「ふじ」に比べると酸味が少ない感じですが、甘いだけでなく適度な酸味もありバランスが良いです。サクサクと歯切れがよく、とてもジューシーです。
ピンクレディ
これは長野県産のりんごですが、生まれはオーストラリアです。 誰でも生産できるりんごではなく、日本ピンクレディー協会の会員でないと作れない、国際ルールにもとづき生産されているりんごです。 甘いだけではなく、たまには甘酸っぱいりんごを食べたい人には是非おススメです。
フヌイユグリス
蜜入りりんごです。柔らかめで酸味はほぼ無く甘みを強く感じます。
ブラムリー
これは長野県小布施町産ですが、イギリスで生産されるリンゴの半分近くはブラムリーで、イギリスではとてもメジャーなリンゴです。もちろん生食でも食べることは出来るのですが、酸味が強く、加熱するとすぐに溶け、加熱後も香りが続くので生食よりもより、調理に向いています。
プレミアムスイート
シナノスイートの枝変わりのりんご。ジューシーでシャキシャキした食感。独特の風味があるりんご。
紅いわて
紅色が濃いのが特徴の「紅いわて」は、甘みが強く、ジューシーです。果肉はややかためで、シャリシャリとして食感です。切ったあとに、果肉断面が褐変しにくい特徴があります。品種名は「岩手7号」ですが、登録商標名が「紅いわて」。
紅将軍(べにしょうぐん)
ふじ → やたか → 紅将軍 と枝変わりをしている品種です。果実は大きく、ふじの系統なので味はふじに似ています。とにかくジューシーで程よい酸味もあるので、食べやすいです。
ベンデイベス(倭錦/やまとにしき)
アメリカ原産のりんごで、1800年代初めからある長い歴史のあるりんごです。酸味も甘みも強めで美味しいです。
豊秋(ほうしゅう)
ふじの枝変わりからできた品種。長野市豊野地区のみで生産されていますが、数量が少なくなかなかお目にかかれない品種です。甘みが強く水分たっぷりで、美味しかったです。
芳明(ほうめい)・ 芳明つがる
長野県の古幡農園、古幡芳明さんが開発された「つがる」の着色系枝変わりのりんご。果肉は少しかためで、サクっとして甘いサンつがるです。
ほおずり
「ふじ」と「紅玉」の交配。果肉はかたいので、パリパリとした食感で、酸味が強く、香り高い味の濃厚なりんごです。
ボレロ
姫りんごの一種「バレリーナツリー」には4品種(ポルカ、メイポール、ワルツ、ボレロ)があり、その中の1つの「ボレロ」です。青りんごらしい、酸味の強いりんごです。
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