りんご 実食 130種類 ちょっとご紹介 その3

2021.11.10

りんごは日本には約2000種、世界には約15000種あるともいわれています。
まだ130種しか食べていないので、まだまだ食べるりんごはたくさんあります!

マンモスブラックトィング

マンモスブラックトィング(Mammoth Black Twig apple) 岩手産

アメリカ南部の古いリンゴです。ジューシーで酸味はなく、皮は厚くて歯ごたえがあります。あまり出回らない品種です。

未希ライフ

ほどよい硬さがあり、シャキシャキ感を味わえます。とてもジューシーで甘味と酸味のバランスがよいです。皮が薄いので、丸かじりをしても皮が気にならないです。

ミニふじ

一見「アルプス乙女」に見えますが、「ミニふじ」です。生産農家は、青森県三戸町の水野さん、ただ一軒だけ。とても希少性の高いりんごです。果汁たっぷりで、シャキッとした歯ざわり、甘みと酸味のバランスも絶妙でとてもおいしいりんごです。

ムーンルージュ

「ムーンルージュ」は「いろどり」「なかの真紅」「炎舞」「なかののきらめき」「冬彩華(とうさいか)」でおなじみ、吉家一雄さんの開発された品種です。酸味が少なく、肉質はしっかりとした食感です。皮は薄いです。「いろどり」に比べるとソフトな色合いです。

有袋陸奥

陸奥は日本だけでなく、海外でも有名品種です。「絵文字りんご」によく使用される品種で、海外では「キングオブアップル」とも呼ばれています。
果肉はやや硬めで、りんごらしいサクッとした歯ざわりで、甘酸っぱさと香りが王道のりんごです。

メロー

メローと言えば「香り」です。甘さは控えめですが、後味が良いリンゴです。食感は王林に似ています。

もりのかがやき

お米のような名前ですが、黄色いりんごです。黄色いりんごがたくさん太陽の光を浴びてきらきらと輝くイメージから「もりのかがやき」と名付けられました。糖度は15度あり、とても甘いのに酸味が少なく、サッパリとした食味です。果肉はかためですが、とてもジューシーです。

やたか

「やたか」は品種育成者さんの名前とご家族の名前をとって命名されたリンゴです。「ふじ」の枝変わりで、とても甘く、香りも強いです。若干酸味があるので、甘さが引き立ちます。

陽光

良く見ると、薄いですがタテ縞模様があるのが特徴です。甘さと酸味のバランスがよいリンゴで、リンゴ本来の甘酸っぱさがあるリンゴです。歯触りも良いので、飽きの来ないリンゴです。

4-23

4-23は青森のりんごです。 ツル割れが多く生産が難しいので、品種登録はされなかったのですが、美味しいので個体番号のまま一部の農家さんで作られています。 皮を薄く剝くとまるで桃のような感じのりんごです。

涼夏の季節

「ふじ」の枝変わりと言われています。とてもジューシーで蜜入りです。

凜夏

凜夏(左)夏明(右)

8月に出回る小ぶりな「夏りんご」です。酸味が少なくサッパリとした甘さで、ジューシーです。

りんりん

奥久慈りんごの「有賀りんご園」のオリジナルの品種「りんりん」。「さくっ」「しゃきしゃきっ」とした歯触りで、酸味が少なく、甘さとジューシーさが特徴のりんごです。

レッドゴールド

レッドゴールドは、赤い果実と、黒っぽい果実の2パターンあるりんごです。僕はこの黒っぽい果実を食べました。
ずっしりとした重さからも分かるように、とてもジューシーなりんごで、甘みが強いです。蜜も多く入っています。
酸味は全くないということではないので、甘みを引き立たせている感じです。

レネット・デュ・カナダ

これは岩手県産ですが、世界遺産のシャンボール城で有名なフランス、ロワール渓谷で栽培されている晩生種です。フランスでは黄リンゴはメジャーで、その中でも有名な「レネット種」の1つです。シャキッと硬めで、甘みもありますが、酸味が強い濃厚なりんごでした。

ロイヤルガラ

ロイヤルガラはすらっとしたスリムな形で、少し小さめなりんごです。世界中で栽培されて、海外では基本的に丸かじりのりんごなので、この大きさで納得です。
果肉は適度な歯ごたえがあります。甘みは強いですが、酸味もほどほどにあります。皮は薄いので、丸かじりしても気にならないです。

ワインサップ

皮も果肉も硬めです。甘みが強く酸味は弱めでキリッとしています。

御所川原

青森県五所川原市生まれのリンゴ。 アントシアニンが普通のりんごの4倍もあるので、皮だけでなく果肉や花、若葉、茎も赤くなるそうです。酸味が強く、わずかに渋みもあるので、主に加工用に使われますが、そのまま食べてみました。酸味は強いですが、コクがあり甘さも感じました。

紅みのり(べにみのり)

「紅みのり」は、農研機構が開発した早生のリンゴ新品種です。
高温条件でも果皮の着色が容易で果肉が軟化しにくいことから、地球温暖化への対応品種としても期待されています。
ジューシーで果肉は柔らかく、甘味と酸味のバランスがよいリンゴです。

黄輝(こうき)

黄輝は弘前ふじの枝変わりで、2017年に品種登録されています。
甘味がすごく強いのですが、酸味も強めで香りも強く、ザ・リンゴという王道な美味しさで、また食べたいりんごです。

ダズル(Dazzle)

ダズルはパリッとした食感が特徴の甘みの強いニュージーランドのりんごです。
糖度を測ってみると18.5度もありました。

夏乙女

長野県坂城町の「さんさ」圃場で発見された早生りんごです。甘みが強いですが、程よい酸味もあります。果皮が薄く、小ぶりなりんごです。
夏リンゴはあまり日持ちしないので、一個ずつ新聞紙に包んで冷蔵庫に入れ、早めに食べるのがおすすめです。

松本錦 

長野県の松本市で登録された品種で、早生の夏りんごです。シャキっと硬めで酸味が効いていますが、甘さと酸味が絶妙なバランスでつい食べすすめてしまうりんごです。

冬彩華(とうさいか) 長野産

果肉は赤く、蜜が入っているのが特徴です。貯蔵性にすぐれていて、酸味が強く味が濃厚で加工にむいているとありましたが、そのまま食べても、とても美味しかったです。シャキシャキとして、ジューシー感があり、飲み込んだ後には口いっぱいに甘みが広がります。

プロピーナ 長野県産

手のひらサイズの小ぶりなリンゴですが、酸味と甘味のバランスがよく美味しかったです。 一般的なりんごとの大きさを比較してみました。

こうたろう

「こうたろう」は、農研機構開発の「はつあき」と「ふじ」とを交雑した中生品種です。肉質は硬めですが、ジューシーでみずみずしいです。砂糖のような甘さと僅かな酸味があり、つい手が伸びるおススメのりんごです。

秋星 石川県産

秋星は、石川県のオリジナル品種のりんごです。親は「ふじ」×「つがる」 果肉はかためで、サクッと心地よい歯ざわり。 酸味と甘みのバランスが良く、さっぱりとしていて美味しいりんごでした。

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リンゴ

時期:10月~ 1 2 月 主な産地:青森県、長野県、山形県

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