『カルシウム』は骨をつくることに欠かせません。そのカルシウムは夕方以降に摂取すると吸収率が良いことは証明されています。
血液中のカルシウムが不足すると、骨を溶かしてカルシウムを補給しますが、それは日中よりも睡眠中に行われるからです。だから夕食にカルシウムが豊富に含まれているものを食べることを薦められています。
普段一般的に食べられている野菜でカルシウムが多く含まれているものは、小松菜、チンゲン菜、春菊、オクラなどです。
カルシウムをたくさん摂取しても、カルシウム単体では骨に沈着しません。
そこで必要なのが「ビタミンD」です。
ビタミンDはカルシウムの吸収を高め、血液中のカルシウムを骨まで運び、骨への沈着を助ける働きがあります。簡単にいうと、接着剤の役割です。
ビタミンDが多く含まれているものは、魚、肉、卵、キノコ類などです。
野菜にはビタミンがたくさん含まれているイメージがありますが、ビタミンDは野菜には含まれていないです。
ビタミンDは、紫外線を浴びることによって体内で作ることができる唯一のビタミンですので、日焼けしない程度に太陽の光を浴びるとよいです。
カルシウムが含まれているものとして、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、豆腐や納豆などの大豆製品がよく知られています。