「野菜も食べなさい」と子どもの時に、言われたことがある人は多いのではないかと思います。
どうして野菜を食べなくてはいけないのでしょうか?
質問をすると大抵の回答は「カラダにいいから」です。
“カラダに良い”ということは間違っていないので、もう少しだけ詳しく説明します!
ヒトは生きていくのに、「五大栄養素」が必要です。
五大栄養素というのは、タンパク質、炭水化物(糖質)、脂質、ビタミン、ミネラルです。
タンパク質は身体をつくり、炭水化物(糖質)、脂質は、力や熱になり身体を動かします。
ビタミン、ミネラルは、身体の調子を整えます。
ライオンは野菜を食べなくても大丈夫なのでしょうか?
肉食動物は植物繊維を消化して栄養素にすることができないだ でも大丈夫なんだ~
ライオンが食べる生肉にはタンパク質、ミネラル、ビタミンなどの栄養が入っています。
肉食動物の消化器官は短く、野菜を食べたとしても、消化することが出来ません。
そこでライオンなど肉食動物は獲物(草食動物)を食べる時に、草食動物の胃腸の中身をも食べます。
そうすることで、(草食動物が草などを途中まで消化しているので) 栄養を吸収することができます。
【食育 中編】“子どもが野菜嫌いなのですが、どうしたら食べますか?” へ続く
⇩⇩⇩⇩⇩
【食育 中編】“子どもが野菜嫌いなのですが、どうしたら食べますか?”
ビタミンが不足すると、疲れやすくなったり、病気になってしまいます。
だからビタミンはヒトにとっては必要不可欠なのですが、「ビタミン」のほとんどは、ヒトの体内では作ることが出来ません。
自分で作ることが出来ないから、ビタミンが多く含まれている野菜や果物を食べないといけないのです。