家庭菜園のミカタ 「ストレスブロック」
2022.10.28
長雨が続いた今年の夏秋、野菜や果物の出来はどうでしたか?
自宅の菜園で育てていた『ナス』、収量は例年以上にたくさん収穫出来、長雨が続いた時期にも、樹勢が衰えることなく、収穫できました。
いろいろな複合要因はあるかもしれないですが、『バイオスティミュラント』を使用したことが上手に出来た理由の1つに挙がると思います。
植物にはストレスがたくさん
野菜や果物が、病害虫や環境・天候、栽培方法などからのストレスを一切受けずに収穫できるポテンシャルを10とすると、実際に収穫出来ているのは6-7程度といわれています。3-4割はさまざまなストレスから収量が減っています。
虫や病気などから植物が受けるストレスに関しては、農薬で軽減できます。
昨今の長雨や猛暑など異常気象などから受ける植物のストレスは、ハウス栽培などで軽減は出来ますが、完璧ではありません。
そこで登場するのが、『バイオスティミュラント』です。
バイオスティミュラントとは
農薬や肥料とは別の物
「Bio」は生物・生命、「Stimulants」は刺激の意味です。
植物がうける天候からの環境ストレスを軽減させ、植物が本来持っている能力(収量・品質ポテンシャル)を引き出そうというもので、農薬や肥料とは別の物です。
いわば、植物自身を活性化させ、植物自身の免疫を高めるというイメージです。
植物は根からの肥料の吸収をしますが、日照不足の日が続くと、植物は光合成が出来ず肥料をあげても肥料を吸いにくい状態になります。植物の生育が劣るだけでなく、吸えなかった分の肥料が土壌に溜まってしまいます。
そこで植物にアミノ酸を与えると、(代謝エネルギーが少なくて済むので)植物にストレスがかかりにくくなり、生育アップに繫がります。
【ボンバルディア】有機活力液肥
有機JAS認定資材のボンバルディアは、100%植物(小麦・トウモロコシ・甜菜・大麦)から抽出した成分で出来ています。
苗の移植時、植物が暑さ、寒さ、曇天、雨などのストレスを受けた時、花が連続で咲いている時(花を咲かせるということは、次に実になるのですが、植物にとってはかなりのパワーを使うことなので、連続で花が咲くことはかなりのストレスになります) にこのボンバルディアを使用するのがおすすめです。
アミノ酸だけでなく、有機の窒素(8%)も含まれているので緩やかに効果が出ることもおすすめのポイントです。(急に効果が出るのではないので野菜や果物にエグミも出にくいです)
おすすめ資材
ストレスブロック
【ストレスブロック】
栄養を補うのが「肥料」、病害虫の駆除や対処に「農薬」、植物自身の免疫を高めたり、ストレスを緩和するのが「バイオスティミュラント」。
この【ストレスブロック】は環境からのストレスを軽減するだけでなく、肥料成分とミネラルほか、フルボ酸。アミノ酸、ベタイン、多糖類、ビタミンなどを含んだ「バイオスティミュラント資材」です。
土壌微生物を活性化するだけでなく、通気性や保水力を高める効果があるので、これ1本あるととても便利です。