2022年11月1日 日本テレビ「ヒルナンデス!」ご覧頂きありがとうございました
2022.11.01
目次
選ばないと“もったいない”クイズ
サツマイモ
サツマイモの切り口に、黒い汚れのようなものが付いているものは、「ヤラピン」という成分が硬化したものです。「ヤラピン」は新鮮なサツマイモを生で切った時に出る乳液のような汁で、この汁が硬化して黒くなっています。ヤラピンは胃の粘膜を保護して、腸の働き助けてくれます。ちなみにヤラピンは皮に多く含まれているので、サツマイモは皮ごと食べるのがお勧めです。
ブロッコリー
【紫色がかったブロッコリーを見つけたら買いましょう!】
寒さから身を守ろうとして「アントシアニン」という抗酸化作用があるポリフェノールの一種を作ります。栄養価が高くなるだけでなく、ブロッコリー自体が糖分を溜めこみ甘くなります。
※ウィンタードームという品種のように、品種によってはアントシアニンレスと言い、紫色になりにくい品種もあります(紫色になることで買い控えされるのを防ぐために、紫色になりにくい品種が開発されました)
【野菜室ではなく、チルド室で保存】
食べている部分は花を咲かせる「つぼみ」です。ブロッコリー1房には約7万のつぼみがあるといわれており、その7万のつぼみが呼吸をするので、鮮度が落ちやすい野菜です。温度約0度で設定されているチルド室で保存すると、呼吸(ガスの放出)が抑えられるので、より長く保存することが出来ます。
ココを見ると最適な調理方法が分かる
カボチャ
かぼちゃの皮(緑)と実(黄)の間、ふちの部分を見て下さい。
①はふちが少しにじんでいます。 →まだ水分が多く、糖が少なくあっさりしているので、天ぷらに向いています。
②は緑と黄の境界がハッキリしています。 →デンプンが糖に変化しているので甘く、煮物に向いています。
煮物にする場合、あらかじめ水に30分程度つけておくと、デンプンが流れるので、煮崩れしにくくなります。
栄養分が流れますが、つけておいた水をそのまま使えば大丈夫です。
鹿ケ谷(ししがたに)かぼちゃ
鹿ケ谷かぼちゃは、江戸時代に山城(京都)の農民が津軽(青森)から持ち帰ったかぼちゃの種子を、京都の鹿ケ谷で栽培しはじめ、長い間栽培しているうちにひょうたん型になったかぼちゃです。
とっても使いやすい
【栗】ぽろたん
果実が大きく、レンジでチンしただけで、ぽろっと渋皮が剥ける画期的な栗です。渋皮がポロンと剥けることと、広く愛されて欲しいとの願いを込めて「ぽろたん」と命名されました。農研機構開発品種です。
根っこがおいしい
深谷もやし
シャキシャキ感と独特な風味、根元の細いひげ根がおいしいもやしです。おすすめです。
サボイキャベツ
サボイキャベツはフランスのサボイ地方で作られてきたので「サボイキャベツ」と呼ばれます。日本では「ちりめんキャベツ」と呼ばれます。一般的なキャベツよりも水分が少ないので、生食よりも煮込み料理やポトフなどの加熱料理に合います。肉厚で、破れにくい繊維質の葉の特徴を活かしてロールキャベツもおススメです。
黒いもの(ヤラピン)が付いているもの=甘いサツマイモではなく、熟成されているサツマイモです! 時間が経ちサツマイモは熟成しているので、甘みは強くなっていますが、このヤラピンが甘さの証拠ということではありません。ヤラピンと甘さは関係ないです。