トマトなのに「桃太郎」、ブドウなのに「バナナ」
2022.11.03
【ブドウ】バナナ
見た目がバナナに似ている
見た目がバナナに似ているので「バナナ」と名付けられたブドウはマスカットのような味です。ちなみにマニキュアフィンガーとピッテロビアンコの交配です。
【トマト】桃太郎
トマトなのにどうして「桃太郎」?
桃太郎トマトは有名ですね。桃太郎トマトは、京都に本社のある「タキイ種苗株式会社」が開発発売元です。「誰もが知っている、フルーツ感覚の名前にしたい」という思いから名付けられたという話は有名です。
トマトにはピンク(桃色)系と、レッド(赤色)系がある
トマトをサイズで分けると大玉、中玉、ミニトマトの3種類に分かれますが、色で分けると桃色系、赤色系、黄色系、黒色系の4種類に分かれます。
赤いトマトはピンク(桃色)系と、レッド(赤色)系に分かれ、スーパーなどお店の店頭に並ぶトマトの大半はピンク(桃色)系トマトです。
ピンク(桃色)系は、甘みと酸味のバランス良い品種が多く、皮が薄く果肉が柔らかいので生食に向くトマトです。レッド(赤色)系は欧米のトマトや、ジュースなどの加工用トマトで、酸味がやや強く、香りも強いのが特徴です。
『桃太郎トマト』はピンク(桃色)系トマトの意味を表す「桃」と、誰もが知っている昔ばなしの「桃太郎」から名前を付けられたということです。桃太郎トマトは今やトマトの代表品種となり、多くの桃太郎シリーズ品種が開発され、その数は30種程度あります。