三重県の野菜・果物

2023.02.06

温暖な気候を生かして野菜栽培が盛んです。キャベツ、トマト、大根は栽培量が多いです。また柑橘類や茶も栽培されており、「南紀みかん」と「伊勢茶」は“三重ブランド”の農作物です。
協  力 : 三重県農林水産部 農産園芸課
画像協力 : 三重県

南紀みかん

「南紀みかん」は品種ではなくブランド名で、9月頃から出荷がはじまる「極早生温州みかん」と、10月頃からの「早生温州みかん」、この2つを“秋のみかん”と呼び、“春のみかん”と呼ぶ「カラ(カラマンダリン)」も南紀みかんになります。「カラ(カラマンダリン)」は、温州みかんとキングマンダリンを掛け合わせた品種で、見た目は温州みかんと似ていますが、味はオレンジに似ていて、濃厚な甘味とほどよい酸味が感じられます。

いちご(かおり野)

「かおり野」は18年費やして開発された、三重県オリジナルの育成品種です。果皮が橙赤色なので、明るい赤色しています。果肉は中心部まで白いです。果肉はかためで、甘味が強く酸味はおだやか。「かおり野」の名前の通り、香りがとてもよい品種です。

マイヤーレモン

マイヤーレモンとは、レモンとオレンジの自然交配で誕生したといわれる品種です。一般的なレモンと比べ皮が薄く、表面がツルツルで、果汁が多いのが特徴です。熟すと色がオレンジ色になります。一般的なレモンに比べると酸味が少なく甘い香りがあります。12月頃は甘さと酸味のバランスがよく、年を越えて1月~2月になると酸が抜け、甘みをつよく感じます。

マコモタケ

アクやクセがなく、柔らかいタケノコのようなシャキシャキした食感と、ほんのりと甘い味が特徴の「マコモタケ」、中華料理でよく使用されますが、中華以外でもどんな料理にも合います。「菰野(コモノ)」町の地名は、マコモ(真菰)ががいっぱい生い茂る野原だったことに由来するといわれています。

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