石川県の野菜・果物

2023.02.08

石川県には加賀百万石で知られる加賀藩がおかれていました。前田家の城下町であった金沢市は、伝統的な文化が残るまちです。京都に近いこともあり、食文化も発展し、加賀百万石の地域で育まれた特徴ある野菜が古くから受け継がれています。また、能登地方も伝統品種や特産野菜の保護を積極的に行っています。
協  力 : 石川県 農林水産部 
画像協力 : 石川県

ルビーロマン

14年もの長い歳月を費やして生まれた石川県オリジナル最高峰のブドウ。上品な甘さで美味しいことに加え、巨峰の約2倍になる粒の大きさ(果粒の大きさ20g以上)、そして鮮やかな紅色に色付きます。皮が剥きやすいのも魅力のひとつです。2021年10月30日放送のテレビ朝日「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」の中でも紹介させて頂きました。

ひゃくまん穀

冷めてもおいしいので、おにぎりやお弁当にも最適です

石川県の米といえば、「ゆめみづほ」「能登ひかり」「ほほほの穂」などがありますが、「ひゃくまん穀」は9年かけて生まれた石川県のオリジナル米です。もっちり粘りが強く、一粒ひと粒が大きく、しっかりした粒感を感じる米です。冷めてももっちりとしているので、お弁当やおにぎりなどに向いていると思います。加賀百万石の「ひゃくまん穀」、人気上昇中のお米です。

加賀しずく

「加賀しずく」は、16年の歳月をかけて育成した石川県オリジナル品種です。一般的な梨は400グラム程度の大きさですが、加賀しずくは600グラム程度ある大玉梨です。「幸水」と石川県の一部でしか生産されていない「鞍月」を親に、良いところを受け継ぎました。酸味が少なく、甘さを強く感じます。果肉は柔らかめですが、シャリ感も感じられ、美味しい梨です。名前の通り、果汁がしたたるジューシーな梨です。

のとてまり

奥能登の気候風土を生かして栽培され「のと115」の名前で育てられている原木シイタケの中でも、厚さ・香り・歯ごたえなど厳しい規格をクリアしたものを「のとてまり」としてブランド化しています。

すいか

石川県は全国でも有数のすいか生産地です。金沢近郊の日本海側の砂丘地や、能登の赤土などで栽培しています。糖度の高さと、歯ざわりの良いシャリ感で市場での評価も高く、地元のみならず全国に販路を広げています。

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