2022年6月30日 神奈川新聞「イマカナ」定期連載 #22 ジャガイモ
2022.06.30
ホクホク、しっとり、なめらか、ねっとり。どんな食感のジャガイモが好きですか?
17世紀初めにジャワのジャガトラ(ジャカルタ)からもたらされ、「ジャガタライモ」と呼ばれていたのが変化したといわれています。また、天保の大飢饉(ききん)ではジャガイモのおかげで餓死を免れたことから「御助芋」から転じたとも。馬鈴薯(ばれいしょ)という呼び名もよく用いられますが、これは中国からきたという説のほか、形が馬に付ける鈴に似ていたから、ともいわれます。
僕も毎年栽培しています。今年は昨年に続き「北カムイ」という品種を育てました。「カムイ」はアイヌ語で神様という意味で、「北の神様」の名にふさわしくおいしいジャガイモでした。
ジャガイモをゆでる時、より甘くなるのはどちらの方法でしょう?
(1)沸騰してからジャガイモを鍋に入れる
(2)水の状態で鍋にジャガイモを入れる
正解は、↓↓↓↓↓